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カテゴリ:詩
まだ22年しか生きていませんが、三本指に入るくらいびっくりすることがありました。 今日、国会で野田総理大臣が所信表明演説の中で私の詩を引用してくださったのです!! 野田総理大臣の声は、お腹の底からでている力強いとてもいい声でした。その声で、詩を読んでもらううちに、詩を作ったときのよしっ、というやる気を思い出しました。 地震から1か月は余震も怖くてぼ~っとしていたころ、応援歌を作ることになって、「できることをやんなきゃ」と思ったときのパチリとスイッチがはいったような気持ち
「嬉しいなという度に 私の言葉は花になる だから あったらいいなの種をまこう 小さな小さな種だって 君と一緒に育てれば 大きな大きな花になる」 仙台市に住む若き詩人、大越(おおごえ)桂(かつら)さんが大震災後に書き、被災地で合唱曲として歌われている詩の一節です。障害を抱え、声も失い、寝たきりの生活を続けてきた彼女が、筆談で文字を知ったのは十三歳の時だったといいます。それから十年も経ず、彼女は詩人として、被災地を言葉で応援してくれています。 誰でも、どんな境遇の下にいても、希望を持ち、希望を与えることができると、私は信じます。 「希望の種」をまきましょう。そして、被災地に生まれる小さな「希望の芽」をみんなで大きく育てましょう。やがてそれらは「希望の花」となり、全ての国民を勇気づけてくれるはずです。 (第179回国会における野田内閣総理大臣所信表明演説より抜粋)
このように言っていただいて光栄です!ほんとうに、みんな、だれでも、自分の希望の種をまくことができる。みんなで育てることができる。それがいいたくて作った詩で、総理大臣と一緒に種まきできたなんで、前代未聞のうれしさです。 総理大臣の仕事はものすごく大変なのだろうと思います。その仕事の中で、私のように小さな者にも目を向け、耳をすませてくれる。きっとすごくやさしい人なのだろうと思う。 政治家はなぜか多くの人がおっかないようなイメージを持っていた。みんな大きい声で、厳しい言葉をかけあっているから?ちょっとイメージ変えました。 それぞれの人が住んでいるフィールドで見る希望も、まく種も違う。けれど、同じ未来に向かって進んでいる。元気でてきました。みんなのおかげです。みんなで希望を見ましょう この様子を手配してくれたのっぽさんたちのニュース番組。放送を楽しみにしていたのに、母が録画を失敗した。ドジすぎる!まあ、ギックリとはいえ、ツメが甘い。・・・こうして、私たちは相変わらずみんなのお世話になるのである。
河北新報社の記事から(2011・10・29付) http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111029t15015.htm
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Last updated
2011.10.29 09:14:03
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