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カテゴリ:雑学
南蛮は「南の野蛮人」という意味があり、直接的には(日本から見て南の)東南アジア方面に住んでいる人びとを指すそうです。
転じて、昔その地域を支配していたポルトガル・スペイン・オランダを表しています。 昔、日本は鎖国をしており 諸外国の人とは付き合いが無かったため、ポルトガルやオランダから船がやってきた時(鉄砲やキリスト教が日本に伝えられた時)初めて見る彼らの顔立ちに驚いたようです。 白い肌、高い鼻、彫りの深い目元、毛むくじゃらの顎・・・・日本人とは全く違う容姿にビビり、そこから彼らのことを「野蛮」と感じたんだと思います。 また、「チキン南蛮」とも言ったりしますが別にポルトガル方面から伝えられたわけではないようです。 鎖国をしていた当時、貿易を許されていた数少ない国がポルトガル・オランダであったため、その後も「外国=ポルトガル」というイメージが強く残り、舶来の洋風の物を「○○南蛮」と呼ぶことが多かったみたいです。 「南蛮」方面の地域とは縁の無いものに「南蛮」の名前が付けられているのは、そのためだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.23 21:39:42
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