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カテゴリ:雑学
国道の路線名(国道番号)は、昭和27年に現在の道路法が制定されたことにより、同法第5条の規定に基づき「(旧)一級国道の路線を指定する政令」「(旧)二級国道の路線を指定する政令」、昭和39年道路法改正により一級・二級国道の区分が廃止され全て一般国道に統合された事によって「(現)一般国道の路線を指定する政令」などが昭和27年12月4日~平成4年4月3日の間に順次追加的に内閣から政令公布される毎に決定されてきました。
一級&二級国道時代には、一級国道については東京を中心として国土の骨格を形作るように枢要部分を構成する道路としての一桁又は二桁の番号が順番に付けられ、二級国道については三桁(100を除く)の番号が一部の例外を除いて政令公布毎に概ね北から南に順番に付けていく原則があったようで、一般国道時代に移行してからも沖縄県の本土復帰(昭和47年5月15日)時の海上路線「58(号線)」を除けば原則として政令公布毎に追加される分は北から南に順次三桁番号が付けられていますので、作られた順番で路線名(国道番号)が付く訳では有りません。 昭和27年に(旧)一級国道「1~40」と昭和28年に(旧)二級国道「101~244」の路線名(国道番号)が各々定められて以来、現時点で最終となっている平成4年政令公布(平成5年施行)迄に国道番号は「1~507」に至っていますが、その中で当初は一級国道の予定枠とされていた「59~100」は欠番扱いになっていて、又一度は国道番号が付いた「109・110・111」「214・215・216」については、昭和37年5月1日付政令公布(昭和38年4月1日施行)に基づき「109→108の一部に統合」「110→48に変更」「111→45に変更」「214・215・216→57に変更」された事で結果的に欠番となって合計48個の欠番が生じ、現時点では海上路線・不通路線等も含め459路線が存在しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.05 19:39:05
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