アイドル初夏の陣 初夏になると聞きたくなる曲 BEST10 PART2
PART1からの続きです。アイドル初夏の陣私が独断と偏見で選ぶ、勝手に、初夏になると聞きたくなる曲 BEST10 PART2(70年代&80年代の女性アイドル限定)○第6位 早見優の「急いで!初恋」♪キミの香り 深呼吸 Sweet Sweet Sweet Dreaming My Love♪お願いよ 急いで初恋 夏はそこまで来てるのよ 息を止めて しまうほど 光は いた~ずら早見優のデビュー曲。1982年のレコード大賞の新人賞の受賞曲です。サビの部分は覚えている人は多いでしょう。「恋コロン髪にもコロン ヘアコロンシャンプー」のCMソングでもありました。この長い名前のシャンプーが出てきた頃からですね、すれ違った女性からシャンプーの甘い香りを感じることが多くなったのは(笑)。夏がすぐそこまで来ているから、早く恋人見つけなくっちゃ、という、なんとも能天気な歌詞と麗らかな歌声が、当時はビンビン響きましたね。また、ハワイで育ったということで、色黒でハーフっぽい顔立ちも人気でした。可愛いというより、綺麗系の美女でしたね。健康的な美女でもありました。英語が出来るのを鼻にかける部分(←本人は意識してないと思うけど)と、スレンダーすぎる(胸が小さい)部分を除けば、私は結構好きでしたよ。この「急いで!初恋」の後、ややフォーク調の曲を2曲リリースするんですが、あまりイメージに合わなかったのか、そんなにヒットしなかったんですね。早見優も、このまま消えてしまうのかと思われた時に、あの名曲「夏色のナンシー」が出てきて、大ブレイクする訳です。やっぱり早見優には「能天気ポップス」がよく似合うんですよ(笑)。休日に昼間からお風呂に入って、風呂上がりにベランダで涼みながら聴きたくなる曲。○第5位 国生さゆりの「夏を待てない」♪ハンパな恋など苦手 思い切り決めて欲しい 胸のあたり ヘビー級のパンチ♪夏を~ 待てない 夏を~ 待てない 真っ赤な太陽があせらせるのよ じ~りじりとデビュー曲「バレンタインキッス」に続く、国生さゆりのシングル2枚目の曲。秋元康・後藤次利コンビしか作れない、国生の元気さを十二分に発揮させた秀作です。グリーンのミニスカで躍動する国生は、異常に可愛いったら、ありゃしない(笑)。この曲の♪夏を~待てない、というフレーズも、つい鼻歌で出てきちゃいますね。この路線でもうちょっと頑張ってほしかったような気がしますね。実を言うと、初期のおニャン子のメンバーの中で私が一番好きだったのは、素人臭い新田恵利ではなく、ベテラン風味の国生さゆりでした。ほかのメンバーとは、内から出てくる色気が確実に違っていましたね。「Hip's Road」の可愛らしい衣装を着ていても。立見里歌は色気を出しすぎていましたが(笑)。ただ、色気がある分、逆に鮮烈さに欠けた部分があって、そこが、思った以上に人気が伸びなかった(後発のメンバーに越された)原因だったかも。思い切ってSEXY路線に行っても面白かったかもしれない…。5月なのに異様に暑くて、海に行きたくなった時に聴きたくなる曲。○第4位 岩崎良美の「涼風」♪白い夏帽子 ひざの上において 型くずれ 直すふりして うつむいてる♪まだ 舌足らずの愛でしょう あなただって 戸惑うわ ついて行くわ 心は あなたに そよいでる岩崎良美のデビュー2枚目のシングル曲。30年前にこういう曲が存在したことに拍手したいほどの名曲です。岩崎良美の曲は「タッチ」しか知らないという人に、ぜひ聴いてもらいたい曲です。良美さんの初期の歌は、デビュー曲の「赤と黒」を始めとして、「あなた色のマロン」や「四季」や「I THINK SO」など、秀作が多いんですよ。ただ、同期が松田聖子や河合奈保子や柏原芳恵といった所で、やや地味な良美さんが割りを食ってしまった感はありますね。とは言っても、当時はかなりの人気はあったんですよ。実力派の良美さんが現在、歌手として活躍出来ていない所に、今の歌謡界の貧困さや、芸能界の浅さを見てしまいます。もったいない。5月の異常な暑さに参った昼休みに、アイスを食べながら聴きたくなる曲。○第3位 河合その子の「青いスタスィオン」♪夏の前の~ 淡い陽射しが 駅のホームに こぼれてる~♪想い出だけを そっと着替えて あなたの夢を探して 想い出だけを そっと着替えて 愛はそのまま~おニャン子クラブ「会員番号12番」の河合その子のデビュー3枚目の曲。動画で河合その子を見るたんびに惚れてきちゃうね(笑)。ちょっと、元・日テレの脊山麻里子アナウンサーに似てるかも。その可愛さに見せられて、ゴッキー(後藤次利)が手をつけて、嫁さんにしちゃうのも無理はないですね(笑)。YBSラジオの「Dig The Music」にゴッキーがゲスト出演した時に、ちぐちぐ(鈴木智草アナ)に馴れ初めなんかをツッコんでほしかったなあ(笑)。やっぱり、ほかのおニャン子とは、どこか違うんですよね。正統派美人であると同時に、お人形さんの可愛らしさも持ち合わせているというか。楽曲もいいし、歌もおニャン子の中では抜群にうまい。実は、河合その子がおニャン子で、先頭を切ってソロデビューすると聞いた時、私は「なんで?」と思ったんですが、その思いとは逆に大ヒットして、「あれっ?」と見る目がなかったことを恥じたものです。この動画を見て、この頃の私の目は曇っていたと再確認しました(笑)。最近も、荻野目ちゃんたちと久々にCMに出演したりなんかして、その美貌が健在な(むしろ美貌に磨きがかかっている)ことを確認できて、嬉しい限りでした。あの頃のアイドルは歳を取っても変わらず美しいですね。新緑が生い茂る街中を歩いている時に、ふと発作的に聴きたくなる曲。○第2位 南野陽子の「話しかけたかった」♪風が踊る 5月の街で 輝いてる彼を 見かけたわ♪駆け寄って 話しかけ~たかった 気をひきたか~た 無邪気なふ~りしてナンノちゃんの7曲目のシングル曲。まさしく5月の今の季節を歌った曲です。この時のナンノちゃんが1番可愛かったかもしれませんね。♪跳ねた髪~、の所で、髪の毛を跳ね上げる仕草が、たまらなく好きです。曲も、ナンノちゃんの曲の中では、ベスト3に入ると思っています。恥ずかしがりの女の子の心情を、ここまで赤裸々に歌った曲はなかなか無いですよ。のちに生意気とバッシングされたナンノちゃんが歌うから、更にいいですね(笑)。「お嬢様」的な風貌で自分の主張をしっかり表現するから、いろいろ誤解される部分があるんでしょうが、私はそれらを好感を持って見てましたね。本当は心根が優しい娘なんですよ。「ナンノこれしきっ!」というラジオ番組では、リスナーのメッセージに対して、ひとつひとつすくいあげるように、丁寧に受け答えていたし。一時期ホサれたこともありましたが、それを乗り越えて、今もしっかり女優として活躍しているのが、なんとも嬉しい限りです。5月の晴れた日に、街でイケてる人とすれ違った時に、聴きたくなる曲。○第1位 松田聖子の「夏の扉」♪髪を切ったわた~しに 違う人みたいと~ あなたは少し照れたよう 前を歩いてく~♪フレッシュ フレッシュ フレッシュ 夏の扉を開けて わたしをどこか つれていって松田聖子の5枚目のシングル曲。ジャケット写真は「聖子ちゃんカット」ですね(笑)。この曲を聴くと、一瞬に中学&高校時代にタイムスリップしちゃうなあ。聖子さん自体はそんなに好きではなかった私も、一連の歌は大好きです。この「夏の扉」の鮮烈さと、リズム感と、わかりやすさは、聖子さんの歌の中でも群を抜いてますね。また、聖子さんでしか、この曲は歌えない。ほかの人が歌うとチープになる。確かコンサートでは、♪フレッシュ フレッシュ フレッシュ、の所でファンも大合唱するんですよね。そんなにびっくりするほどの美女ではないし、そんなに色気があるわけでもないし、そんなに巨乳でもなく、スタイルもさほど良くなかった聖子さんが、(聖子ファンのみなさま、ごめんなさい・笑)何でトップアイドルになったかといえば、手を伸ばせば届きそうな「親しみやすさ」ですよ。「ぶりっ子」も聖子さんのひとつの芸と見れば、親しみが湧く訳です。聖子さんの「ママドル」ぶりも、子育てしているママのお手本として、多大な影響を与えましたし。母子ともどもアイドルで、しかも一緒に活動する女性なんて、もう出てこないかもしれない…。初夏の太陽の下、気持ちよく洗車しながら聴きたくなる曲。初夏。川の魚が跳ね、虫が飛び回り、花が咲き誇り、あらゆるものが活動的になる季節。これほど生命の息吹を感じる季節は無い。新緑の中で深呼吸すれば、心身ともに浄化され、新緑(山菜)を食すれば、生命力がみなぎり、新緑を見れば、旅立ちたくなり、来たる真夏に向かって、なにもかも活動的になる初夏。だからこそ、初夏を歌うアイドルも、キラキラと輝いている。あなたは初夏になると聴きたくなる曲って、ありますか?最後に一句 「遠くより 近くの恋が 初夏に萌え」アイドル夏の陣をお楽しみに。