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足踏み鳴らす大地
小五の僕はひねくれ曲がって 窓際の席の クラスメートの彼女に話しかけたかったが いちゃつく彼女と学級委員長 彼女の周りは賑やかだが 彼女は僕を見ることもなかった 彼女の頬のカットの集う これが僕の着地点である 学級委員長がしているように 彼女と仲良くなりたい 僕がてんかんで入院しているからと言って クラスの皆が千羽鶴を折ってくれたと 貰ったけど、嬉しくなかった 名もない千羽鶴から クラスメートの無関心さが伝わる 彼女が階段を転んで怪我したのは お前のせいだと 学級委員長の足踏みを侮蔑して 彼女に投げつけた千羽鶴を 彼女は燃やした 今も記憶する足踏みの大地は 躍動するバッファローのスピード あっという間に過ぎ去って お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.20 18:10:42
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