ステップ雨メンテ

雨に濡れたステップバンのメンテナンス

  
  
      
      雨天時には乗らない様にしているステップバン。
      しかし、イベント時にはそうもいかない。
      もし濡れてしまっても、メンテナンスをしっかり行えば大丈夫。

  
    
    
ステップ雨メンテ-1

ステップ雨メンテ-2

        雨に濡れたステップバン 
  
 
 
  
 
ステップ雨メンテ-3

    <左上>ガレージにて、圧縮エアーで雨水を吹き飛ばす。
          ヘッドライト,ウインカー,グリル,ホイールキャップ,サイドミラー,テールランプ等、
          小物類の取り外し。
          この小物類に入り込んだ雨水は、圧縮エアーで吹き飛ばしても除去出来ないので。

    <右上>ヘッドライトを外した後側のボディーも圧縮エアーで雨水を吹き飛ばす。

    <左下>サイドウインカーはプラスチックなので錆びる事は無いが、取り付けボルトにメッキを
          掛けているので念の為バラして乾燥。

    <右下>ヘッドライトとリングリテーナーの間に溜まった水は、下部にいつまでも溜まっている。
          このまま放っておくと、腐食が進んでしまう。
          ここはいくら圧縮エアーを吹き付けても水分が取れない要注意箇所。
          完全にバラして乾燥するのが一番。
           
 
 
 
 
ステップ雨メンテ-4

    <左上>N360のホイールキャップには水抜き穴が一つ開いている。
          この水抜き穴だけでは、水が抜けず溜まってしまう。
          そのまま放っておくと、錆の発生が多い箇所。
          キャップを外して乾燥。

    <右上>フロントグリルの真ん中の格子は、錆に弱い所。
          表側から圧縮エアーで吹いても、格子の折曲がった裏側に溜まった水は除去出来ない。
          外して裏側を圧縮エアーで吹き飛ばす。

    <左下>テールランプとリムの間に入った雨水は曲者。
           下部に溜まりこれがなかなか乾燥しない。
           ステップバンで腐食の早いところでもある。
          片側ネジ5個で簡単に外れるので、こちらもバラして乾燥が一番。

    <右下>クオーターウインドウゴムに入り込んだ雨水も困ったもの。
          ここもステップバンの腐食が早いところ。
          ゴムに水抜きラインは付いているが、ゴム内側にはいつまでも水が混入している。
          この水がいつまでも残っていて、錆を呼び起こす。
          細いスクレバーでゴム部を広げて、圧縮エアーで溜まっている水分を全て吹き飛ばす。
 
 
 
 
  
ステップ雨メンテ-5

    <左上>キャリーのミラーと、ステップのミラー台座は錆びる事は無い。
          しかし、少し雨に濡れただけで特殊ワッシャのメッキ部に錆びが一番早く出てしまう。

    <右上>永い間付けたままだったミラーステー下側のゴムを外したら、上塗り塗装が剥げてしまった。
          サーフェーサーがしっかり塗られているので、ミラーを付ければ分からないので
          そのままとする。

    <左下>ミラー部品の全てを磨き込んで綺麗になった。

    <右下>キャリーのミラーと、ステップのミラー台座を合体させる為に数種類のワッシャを使っている。
  
     
    
      
  
ステップ雨メンテ-6

        晴天時に高速運転し、太陽の下で暫くドアオープンにしていれば完璧。
 


 
 
           
     *H17年10月9日のフェスタ360は、丸一日雨に濡れていた。
      こんなに長時間濡れたのは、レストアしてから初の体験。
      後で細かくチェックしてみると、リアハッチやドア等のボルト類頭数箇所に錆が発生していた。
      ボルト締め付け時に若干傷が付き、雨により腐食が来たのだと思う。
      手入れをして、応急的に油脂類を塗布しておいた。
      ボルト頭を、クリアー塗装した方が良いかも。
 
 
     *普段気を付ける事として、ドア下側にある2つの水抜き穴が詰まっていないか日ごろから
      点検しておく。
      たまに圧縮エアーをドア下の水抜き穴から吹き付けて、ゴミ等を除去し水抜き穴を正常に
      保っておく事が大事。
   
    
     *上記でも述べたが、ステップバンの腐食が早いところ
      ・ヘッドライトとリングリテーナー間下側
      ・テールランプ下側
      ・クオーターウインドウ下側
      ・ボンネット前下側
      ・リアハッチの下側
      ・各ドアの下側
 

     *腐り防止で一番手っ取り早いのは、雨に濡れたら早いうちに晴れた日に高速走行して
      水気を吹き飛ばす事。
      これが一番。
 

  
     (H17年11月作成)


 
 
 
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