メッキ燃料タンク昔から燃料タンクをメッキしたいと思っていた。 今までメッキ屋さんに聞いて来たら、燃料タンクは出来ないよと言われていた。 20年以上前メッキでにお世話になり、暫くメッキはお願いしていなかったメッキ屋さんに最近お世話になっている。 細かい物を出したついでに、燃料タンクをメッキ出来るか聞いたところOKの返事をもらった。 ならメッキしちゃおうとなり、お願いしちゃった。 ■ノーマルの燃料タンク。 ■ズームアップするとこんな感じ。 ■ジャッキアップして、燃料タンク外しの準備。 燃料タンクの横に、サイドブレーキワイヤーのガイドが付いている。 まず最初にこのガイドを外して、サイドブレーキワイヤーを外しておかないといけない。 サイドブレーキワイヤーのガイドは、マイナスドライバーでこじって広げる。 ガイドが広がったら、その隙間からワイヤーを外す。 ■まずはガゾリンを抜く。 ■抜いたガソリンは、予想してたより全然綺麗だった。 てっきり錆等が混じってると思い、錆取りコーティングの「はなさかじいさん」をやらないとダメかな? と思っていたけど大丈夫みたい。 ■ガソリンタンクは4個のボルトでシャーシーに固定されている。 各ホース類を外しフューエルメーターユニットの配線を外し、4個のボルトを抜くとガソリンタンクは降ろせる。 ■【1】が、フューエルメーターユニットの配線。 【2】が、燃料タンクからキャブへ行く燃料ホース。 30年以上使っているので、ガチガチに硬化している。 【3】が、ガソリン給油口からの配管出口。 ■画像右側の燃料タンクガソリン出口部に燃料ホースが繋がり、画像真ん中の保護ガイド間 を通ってキャブへ行く。 ■燃料タンクの下側。 ■燃料タンクの上側。 ホコリが凄い。 ■燃料の残量を測るフューエルメーターユニット。 ■フューエルメーターユニットを外してみるとこんな感じ。 【1】のところがフロートになっていて、ガソリンの上に浮いている。 フューエルメーターユニットを取り付ける時は場所が決まっているので、外す時に合いマークを つけておくと組み立てる時は安心。 ■セパレーターへ行くホースは3本出ている。 ■剥離剤で塗装剥がし。 ■3回ほど剥離剤で塗装を落としたら、全部剥がれてくれた。 とりあえず半分だけ塗装剥がし完了。 ■全て剥離が終了。 小さい部品なら水道水で洗浄すれば良いが、物が大きくて流しに入らない為パーツクリーナーと ウエスで剥離剤の除去。 これでメッキ屋さんへ持ち込んで、ピカピカにしてもらう。 ■クロームメッキが完成した燃料タンク。 当初後から見える箇所だけ磨きを掛けてもらうつもりだったけど、ステップバンの下を入念に見ると後だけでは ダメだと思い、結局燃料タンクの上以外は全て磨きを掛けてもらった。 磨き箇所が5倍以上になったので、メッキ代は当初見積盛りの倍になってしまった。 メッキ屋さんは、「こんな面倒だとは思わなかった」と・・・。 メッキ槽に漬けて、中の液を抜くのが大変だったとか。 もうタンクはやりたく無いと言っていた。 でも、もう出す事は無いと思うけど。 ■キャブへ行く燃料ホースの保護ガイドも汚かった。 見えない所なので塗装しても良かったけど、一番安いユニクロメッキを掛けてもらった。 出来は、ホームセンターで売っている日曜大工品のメッキみたいな感じ。 ■燃料タンクの上側は見えない所なので、コストダウンで磨きを掛けてもらわなかった。 磨きが掛かっていないと錆びるので、シンナーで汚れを落としてからクリヤー塗装する。 ■繋ぎ目にはメッキが付いていないので、錆防止でクリヤー塗料を刷毛で隙間に流し込む。 ■内部はメッキ屋さんが水で洗浄してくれたから大丈夫だよと言っていたが、念の為にまずは灯油で洗浄。 ■灯油で2回ほどフラッシングしたら、次はガソリンでフラッシング。 これで完璧でしょう。 タンク内部をコーティングしようか悩んだけど、綺麗だったので何もしないでおく事にした。 ■ガチガチだった燃料タンクからキャブへ行く燃料ホース。 ホンダに聞いたらまだ在庫が数個あるとの事なので注文。 この時代でまだ出るとは助かった。 30年使ったホースはガチガチに硬化してたけど、新品は柔らかい。 ホースバンドもサビサビだったので、こちらはホームセンターで数百円の物を使用。 ■セパレーターへ行くホースは、純正品欠品。 ナップスでサイズが同じなガソリン用ホースとホースバンドを購入。 ■ガソリン給油口からの配管出口と燃料タンクとを繋ぐ太いホース。 これも純正品は欠品。 ホームセンター等にもこの手のホースは無かった。 この際だから全部新品にしたかったけど、程度も良かったのでこのホースのみは今までのを 使用する事にした。 ホースバンドは、ホームセンターの数百円のを使用。 ■部品の組み付けが終わり、いよいよ燃料タンクの取り付け。 取り付けは、外した時の逆に行えば良い。 ■真冬に行ったので、ホースをドライヤーで暖めてから挿入。 ■燃料タンクの取り付け完了。 光ってるな~。 ■少し離れてみると、メッキはあまり見えない。 本当に、ただ自己満足のメッキ箇所。 ■右からは、気にして見るとちょっとだけメッキは見えるのみ。 ■左からはマフラーが邪魔して、燃料タンクは見えない。 【2009(H21)年1月 作業完了】 ********************************************* <おまけ> 燃料タンクの内部 ■カーサービスへお邪魔したら、ちょうど燃料タンクを上下2分割にしていた。 滅多に見る事が出来ない燃料タンクの内部。 これはかなり貴重な画像ではないかな。 ■下半分の燃料タンク。 画像左下はガソリン給油口からのガソリン入り口。 お皿みたいな所からタンク内にガソリンがバラ撒かれる感じ。 真ん中は燃料タンクブロー。 この場所はカーサービスで溶接修理されているので盛り上がっている。 燃料タンク内は仕切りがあり3分割になっている。 カーブ時に内部のガソリンが一気に移動しない為の構造。 自分、てっきり発進停止時前後に移動しないようになってる構造かと思ってた。 ■こちらは燃料タンクの上半分。 上側にも仕切りがあり3分割になっている。 完全仕切りになっているのではなく、上と下に仕切りがあるでけで真ん中は繋がっている。 ********************************************* ジャンル別一覧
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