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佑(たすく)

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保育園児たる吉の生活 たる吉さん
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2006.11.11
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カテゴリ:音楽関係
 かねてより秘密裏に計画していた,トロンボーン購入作戦が,ついに実行されることに。
 財源は満タンになった500円玉貯金から。別名,楽器特別会計。

 今回の楽器購入はレッスンの先生に選定をしていただくことに。とりあえずのリクエストは「太管のテナー・バス」とだけしか伝えていなかったけど,お店到着時には2つのトロンボーンが用意されていました。
 早速吹いてみたのは読売の桑田先生選定であるYAMAHA 820GII。ああ,素直に鳴るなぁと言う印象。そしてレッスンの先生が別の機会に選んでいたBachの42B。噂に聞くように,確かにYAMAHAに比べるとツボが狭いような気がする。もちろん,私が下手なだけという話もあるけど。

 ここいらで先生に「予算は最大で30万」と伝える。「ああ,それならYAMAHAでも良いのが買えますね」と,先生がお店の人に言って持ってきてもらったのが882O。さて,ここでオープンラップとトラディショナルラップの抵抗の違いを体験できるわけですが・・・分からない(笑)分からないなら見た目で「格好いいし,拭き掃除も楽そうだから」と今後はオープンラップに焦点を絞る。
 次はCourtoisの420MBOR。おフランスざますよ。ベルに刻まれる「Paris」の文字に腰が引けつつも試してみる。なんじゃこの甘く丸い音色は!さすがの私にも,この音色の違いは如実に分かりました。一気に気持ちが傾きます。
 楽器が増えすぎても仕方ないし,とりあえず820GIIは退場。42Bも先生が吹いていたら「あれ,これおかしいなぁ」と首を捻り始め「こんな楽器じゃなかったはずだけど・・・これダメだ」と退場。

 代わりに入ってきたのはCourtoisの420MBHR。ハングマンバルブという,特徴あるバルブを持っているこの楽器,定価43万!「まぁ2割引してもらえるから34万ぐらいにはなりますが・・・ちょっと予算オーバーですね」と先生。とりあえず,先生の検品もok。吹いてみてバルブの違いを体感してみる。はっきり言って良く分からない(苦笑)もう,このレベルになると私には分からないらしい。先生は「やっぱり高いだけあってこっちの方が良いですよ」と言う。
 続いて出てきたのはCONNの88H。この辺りで,既に何が何だか分からなくなり始める。しかしながら,Courtoisを越えるような感動は生まれない。88Hには退場して貰い,最後に882GOを出して貰うことに。

 実は,ここ最近カタログでこの楽器ばかりを見ていました。小学生の頃,ヤマハ音楽教室に通いヤマハのエレクトーン(C-200)を弾き,小学校,中学校,高校とヤマハのリコーダー(ソプラノとアルト,共に型番不明)を吹き,高校の時はヤマハのシンセサイザー(EOS B-500)を,社会人になってからヤマハのウィンドシンセ(WX-5,VL70-m),サイレントバイオリン(SV-120BL),トロンボーン(YSL-455G),コルネット(YCR-4330G),キーボード(PSR-E203)ヤマハ漬けの人生でした。やっぱり,次のトロンボーンもヤマハにしたい,そんな気持ちが残っていたのです。
 882Oのベルの材質はイエローブラスだったのに対し,882GOはゴールドブラスです。銅の成分が多いため,音色は暗く重厚になると言われています。ちなみに残っているCourtois2台もゴールドブラスベルです。確かに882Oに比べて音色は暗く暖かみが増しているように感じます。そして主管に光る(本当は黒いので光ってないけど)YAMAHAのバランスウェイト。ああ,正直,見た目だけなら882GOが欲しかったのですが・・・

 僅差でCourtoisの420MBORに決定。吹きやすさで言えば,やっぱりYAMAHAが一番でした。BachやCONNはわずかにですが音の当てづらさを感じました。まぁ,私が下手なだけですし,「巧くなるためにこういった楽器を使いこなせるよう練習する」という考え方もあるでしょう。しかし,私は道楽で吹いているので楽な方がよいのです。これでBachとCONNは退場。
 YAMAHAとCourtoisでは,音色でCourtoisに軍配が上がりました。Courtois>YAMAHA 882GO>YAMAHA 882Oのと言う順で音色の柔らかさでYAMAHA退場です。
 さて,Courtoisでも420MBORと420MBHRがあったわけですが,なぜ安い方にしたのか。頻繁に買うものでもないので「最初から高いものを」という考えは正しいと思います。しかしながら今回の場合,私がバルブの違いによる吹奏感や音色の違いを感じられなかったのです。感じられないものに10万近い差額を出せるか,と言うのが一つの問題。そしてもう一つは「高いの買ったって,どうせまた新しい楽器が欲しくなる」のが物欲にとりつかれた私です。その時のために,そしてもっと上手になって違いが分かるようになったときのために高い楽器は辞退しよう,と言うことに。

 想定よりも幾分安い買い物でしたが,先に購入しているコルネットと合わせて楽器特別会計内で予算執行できたので,これまた良しとしましょう。

 それにしても,試吹した楽器が都合7台とは。こんなこと,そうそうないでしょうね。





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最終更新日  2006.11.12 18:39:25
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