|
テーマ:レースマシンの画像(371)
カテゴリ:ロードレーサー画像館
2008型YZR-M1をベースに、いっそうの加速性能向上をはかったファクトリーマシン。 2009年、バレンティーノ・ロッシが年間6勝を挙げ、MOTO-GP通算6度目のチャンピオンを獲得。 さらに、年間4勝を挙げたチームメイトのホルヘ・ロレンソやコーリン・エドワーズ、ジェームス・トーズランドも同型のマシンで着々とポイントを積み重ね、ライダー、チーム(FIAT YAMAHA TEAM),マニュファクチャラー(ヤマハ発動機)の3タイトルを2年連続で制覇した。 2009年YZR-M1主要仕様諸元 エンジン 水冷4ストロークDOHC並列4気筒 クロスプレーン型クランクシャフト 最高出力 200hp以上(147kW) 最高速度 320km/h以上 ミッション 6速 フレーム アルミ製デルタボックス サスペンション 前:オーリンス製倒立サスペンション、後:オーリンス製 ホィール(マルケジーニ) 前後16.5インチ タイヤ(ブリヂストン) 前後16.5インチ ブレーキ(ブレンボ)前320mmカーボン製ダブルディスク(4ピストン) (ブレンボ)後220mmスチール製シングルディスク(2ピストン) 車体重量 148kg エンジンは2008年の熟成進化版。 エンジン使用制限レギュレーションが導入されたことにより、 ヤマハはエンジン出力を犠牲にして耐久性の拡張をはかった。 そのためにヤマハだけ後半戦、トップスピードが遅くなり、 ライダーからはパワー不足を指摘する声も上がった。 爆発タイミング90度クランクで、90度、270度の不等間隔爆発。 マグネシム製トップブリッジ メーターは2D製 エンジン回転やギアポジション等々、様々なロガーデータを表示し、表示項目も選択出来る。 スイッチボックスはカーボン製 右ハンドルスイッチ、緑がピットレーンスピードリミッター(60km/h)、赤がキルスイッチ 左ハンドルスイッチ、黄色がスタージに使用するローンチコントロールスイッチ (スタート時のアンチウィリー、ホィールスピン制御) グレーがマップ切り替えスイッチ あらかじめインプットされた数種類のエンジン出力特性を選択し、天候変化などのあらゆる状況変化に対応出来る。 2009年後半戦レギュレーション変更によりエンジン使用基数制限(7戦で5基)が加わる。 ライダーは転倒時、キルスイッチでエンジンを止め、エンジン寿命を延ばさなければならなかった。 ステアリングダンパーはオーリンズ製 オーリンズ製倒立フォーク キャリパーマウントの内側にフロントフォークの圧側、伸側ダンパーのついた調整機能がついている。 マルケージ製マグネシウム鍛造ホィール ブレンボ製カーボンローター ブレーキキャリパーはブレンボ4ポットトラジアルフィックスタイプ シートレールはカーボン製 リアサスペンションはオーリンズ製TTX マフラーは4-2-1 1-4、2-3番が集合した後、テールパイプに繋がってゆく。 リアブレーキはブレンボ製2ポット アルミ製スングアーム 騒音規制が緩いのでほとんど消音効果のないカーボンサイレンサー エクセディ製乾式多板クラッチ 制御系、クラッチを変更した結果、前年に比べてスタートが格段に良くなった。 エクセディはF1でフェラーリーにもクラッチを供給し、優勝実績もある日本のトープメーカー。 ”2009 YZR-M1 #46 バレンティーノ・ロッシ”もっと大きい画像が見たい方はコチラ Motorcycle races お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年07月07日 23時11分25秒
[ロードレーサー画像館] カテゴリの最新記事
|