シベリアからの冬の使者ツルの第1陣が,去年より3日遅く出水(イズミ)平野に飛来しました。出水平野には昨シーズン,1万1637羽が飛来しています。
出水の冬といえば,ツル。国内最大のツルの越冬地・鹿児島県出水平野に飛来しているツルは昨年は1万1600羽余りが確認されています。渡来するツルは主に,ナベヅル・マナヅルで,時にはクロヅル・カナダヅルなどもやってきます。その中でも一番数が多いのがナベヅル,ナベヅルは世界中に1万数千羽いるといわれ,その大半が出水で越冬するそうです。
このツル見物の周遊バスが,来年2月末まで出水駅発着で毎日6便が運行されています。
▼ツル観察センター :鹿児島県出水市荘2478-4 TEL 0996-85-5151
出水駅から車で30分の市内荒崎の田園地帯の一角にある。ツルが飛来する秋からシベリアへ旅立つ春先までオープン。約1万羽が訪れる。 センター内からツルの生態を見ることができる
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ツル観察センター:11月1日~3月 tel 099-85-5151
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ツル博物館クレインパークいずみ
旅行ガイド【九州】