ジュディス・マクスノートのヒストリカル・ロマンスで
【送料無料】その瞳が輝くとき 「あなたの心につづく道」のヒロインを支えたアレックスの物語です。だから、前日譚になるのかな・・・?
未来のホーソーン公爵であるジョーダン・タウンゼットは、浮ついた恋愛遊戯を繰り返す両親を見てきたせいで、18歳にして人を信じなくなっていた。一方、哲学者を祖父に持つアレグザンドラ(アレックス)は、その知識と知性を受け継ぎ、なおかつ楽天性と愛の大事さを学んでいた。もっとも、彼女の父はその努力を認めることなく亡くなった上に、とんでもない真実が彼女を打ちのめすことになったが・・・おまけに彼女の容姿は、じきに18歳になろうかという頃になっても、いまだ花開く前の状態で・・・
ホーソーン公爵ジョーダンと、彼の命を救ったがためにスキャンダルに巻き込まれてしまったアレグザンドラのロマンス。地主の息子と結婚させようと画策する母親から逃げるのもかねて、親友メアリー・エレンの家族の誕生日パーティーに(甲冑を着こんで)出かけたアレグザンドラは、馬上槍試合やなどの競技会に参加して、楽しい時を過ごした。その帰り道、すっかり疲れた彼女は、森を抜ける近道を通ることに。すると得体のしれないざわめきが聞こえてきて・・・猪?それとも、もっと弱い獲物かも??アレグザンドラがライフルをケースから取り出したその時、銃声が響いた!泡を食った老馬のせいで、銃声のするほうへ一目散に疾走することになった彼女は、片手に盾を、もう一方の手にはライフルを持った状態で争いの真っただ中へ!!
えーっと・・・・後日談の話を、はっきり言って思い出せないのよ、私。えぇだって、ザルですもん、脳みそが。もっとも、タイトルには覚えがあったんですけどね。おまけに日記を見ても、あまりにあっさりしていてさ。いくら書き始めて間がないとはいえ、もうちょっと書いとけよ私!!後々困らんための日記だろうが!??いや、おおざっぱなあらすじはわかるんだけど・・・・・まぁ、今回の話も面白かったから、いいか。なんせアレックスちゃんが可愛い!知性と愛情をたんまり抱えていて、おまけに、どんなに腹を立てていようと、公平であろうとする心の広さがたまんない!そんな彼女に振り回されるジョーダン君は、いまわしい過去と、次から次へと仕掛けられる策略のために一層人間不信になるうえに、嫉妬に駆られてとんでもない言葉を吐いたりしますが、それだって、想いがあればこその行動だと思えば、かわいいものよと、ひとりにやにや・・ そりゃそうと、アントニー君の話ってあるのかなぁ?だって、彼、ちょっと不憫すぎるんだもの・・・そしてロマンス界の探偵が無能なのは、ヒストリカルでも変わらんのだと、変なところで納得。
関連本はこれ 2008年3月26,27日に書いています。