TBS話題のアンテナ・木は奇人変人の画家葛飾北斎と河鍋暁斎の話でした。北斎は、93回に上る転居したことで有名です。一日に3回引っ越したこともあるといいます。これは絵を描くことのみに集中し、部屋が荒れたり汚れたりするたびに引っ越していたからであるとのことです。食生活もたいへん乱れていましたが、それでも90歳の長寿を全うしました。
河鍋暁斎はあまり知られていない絵師です。埼玉県蕨市に記念美術館があります。幼くして浮世絵師の歌川国芳に入門。その後狩野派の絵師に学び基礎画法を習得。学べるものはすべて学び、多種多様な暁斎ワールドを構築し、幕末から明治にかけて活躍しました。明治初期に、政治批判をしたとして逮捕・投獄されたこともあるほどの反骨精神の持ち主で、多くの戯画や狂画(風刺画)を残しています。放免された後、それまで名乗っていた「狂斎」から「暁斎」へ改号しました。明治14年、第2回内国勧業博覧会に出品した『枯木寒鴉図』が「妙技二等」を受賞。建築家ジョサイア・コンドルが入門したことに興味を覚えました。
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Last updated
February 28, 2009 02:22:04 PM
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楽天9215
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