☆楽天9215 の 歴史紀行☆・・・
色々ながんの腫瘍マーカーがあります。しかし、がんの早期から腫瘍マーカーが高値を示すことが少ないという問題があります。腫瘍がある程度大きくならないと高値にならないものが多くあります。腫瘍マーカーの中には、がんのスクリーニングには用いることが出来ないものが数多く存在します。がん以外の良性の疾患や加齢によって高値を示すものも存在するため、腫瘍マーカーが高値であってもがんであるとは限りません。また、がんが進行して大きくならないと異常値を示さないので、腫瘍マーカーのみによる診断は危険です。がんの診断は、内視鏡、超音波・CT・MRI・PETなど画像診断を同時に行い総合的に判断する必要があります。
PSA検査は前立腺の異常を示すタンパク質を血液で調べる検査法です。PSAという腫瘍マーカーは、前立腺がん以外のがんでは高値を示しません。しかし、がんではなく前立腺炎や前立腺肥大といった良性疾患、加齢により高値を示すこともあるので、PSAが高値であってもがんであるとは限りません。アメリカの作業部会は、PSA検査を受けた人の健康状態を長期間追跡した欧米の5種類の大規模疫学調査を分析し、検査を受けた人と受けなかった人を比較した場合、死亡率を減らす効果はないか、あってもごくわずかであることが分かったと報告しました。一方で、検査後に手術などの治療を受けて、死亡したり、尿失禁が起きたり、などの副作用を患うなど不利益を被る人の数が無視できないほど多いことも判明しました。
日本では、日本泌尿器科学会がPSA検査を推奨。一方、厚生労働省の研究班は、効果を判断する根拠が不十分などとして、集団検診には勧めないとの報告をまとめていますが、多くの市町村ではPSAによる前立腺がんの集団検診が行われています。
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