自動車部品＠中国専門商社　一橋国際有限公司

現在、上海で大きな展示会が開催されていますが、その展示会の「ニセモノ」まで登場！と色々なところで報道されていますね。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070423i501.htm


URLアドレスが酷似している点は、ちょっと不親切かと思いますが、私個人としては、出展者を惑わすようなニセモノではないと考えています。


「騙された！」と言っている中国企業は、後から出展料を一部返して貰えるかも、というズルい考えがあるのではないかと疑いますね。


実際のところ、有名な方のオートショーと、ニセモノとされる部品展示会では、中国のサプライヤーを探そうかと考えている中小企業にとっては、後者の方が有益なのではないかと思います。


我々のように部品を扱う企業から見ると、オートショーは完成車がメインで、あくまでも「お祭り」のようなもの。
そこに出展しているサプライヤーも大手企業がターゲットだったり、「こんな大きな展示会にも出展して、海外企業とも取引しています」という、後日の宣伝が目的だったりして、あまり積極的に交渉を続けたいと思う企業には、残念ながら出会えていません。


日本ではあまり話題に出ませんが、各地方では頻繁に展示会が開かれており、規模は小さいですが、これらの方が、有益な出会いが多く、収集出来る情報も多いかと思います。


広く色々な商品やサービスを扱う企業の方でしたら、例えば「自動車部品」という括りで中国各地の展示会を検索するよりも、活動拠点に近い展示会場をいくつか選び、その会場で行われる展示会を調べてみる方が効率的かも知れません。


殆ど毎日、何らかの展示会が開かれているという状態だと思いますので、一回の出張で色々な分野の情報収集が可能になりますよ。


広い中国で、サプライヤーが分散することは非常に不利ですから、出来るだけ狭い範囲で情報を集め、活動することが大切だと思います。


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