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弊社は、主に海外の自動車部品商社に対して、中国製部品を販売しています。 彼らに限らず、日本企業の方もそうなのですが、中国企業と取引をする場合、材料費、加工費、製品や輸送のコストを細かく分析して、自社に利益が出るように計算しています。 しかし多くは、「現在の状態」のみを見ており、長期的な視点が欠けているように感じることがよくあります。 中国企業と取引をする場合、最近では材料コストの急増は分かりやすい変化です。 それよりも、取引している中国企業が数年後に存在するのか否か、今回のような大雪など、気候の変化によってどのような問題が発生し得るのか、人民元のレート変更がいつ、どの程度行われる可能性があるのか、などなど、中国の場合は、考慮すべき問題が多いのですね。 「中国製品は安い」という前提で、僅かなコストダウンのためにきっちりと計算をすればするほど、一つの要素が変化したとき、中国企業に圧力をかけて要求するほか、対策がとれなくなってしまいます。 製品と価格だけを見て取引をしていると、このような変化に対応出来ませんし、次から次へとサプライヤーを変えて行く「狩猟型」にならざるを得ません。 こっちの方が、コストがかかる上、顧客にも迷惑をかけてしまうと思うのですが・・。 このような事態に有効な対策は、「今の状態がずっと続くとは思わないこと」を前提に、色々な可能性を考えておくことが一つ。 それから、取引している中国企業の中で、幹部クラスの社員と友人になっておくこと。 仕事以外の付き合いも出来る仲になっておけば、事前に色々な情報を流してくれますし、製品を予定どおり供給出来ない場合や、工場倒産の場合にも、何らかの対策を提案してくれます。 過去も現在も、特に日本企業は製品と価格しか見ず、問題が発生した場合だけでなく、問題が無い場合でも、自社の都合で中国企業に次々と圧力をかけ、取引停止を繰り返して来ました。 そのため、中国には、日本企業と取引したくないという工場が非常に多い。 「工場なら他にいくらでもある」「売る方よりも買う方が偉い」という考えが強いため、いざ新しいサプライヤーを探すとなると、時間とコストをかけて、同じ失敗を繰り返す・・というパターンが非常に多くなっています。 最近増えている、中国からベトナムへのシフトも、多くの海外企業は、上記のような考えに基づいたもので、長期的に、現地で「敵」を増やしてしまわないか、少し不安です・・。 中国の楽しいお話はこちら! 中国自動車業界の無料レポートはこちらから! [中国ビジネス]カテゴリの最新記事
自動車関連の溶接機械などを造っています。私は上海に住んでいて時々日本メーカーと仕事をともにすることがありますがほとんどが現地側を見下した考え方をしていますね。彼らが中国をお客さんとして仕事をはじめてからすでに10年以上も経っているに基本概念は変わっていません。私たちの製造業には若い人がとても少なく新たな思考が入り込む機会がなく旧い世代がまだ会社に強い影響を与えているのが原因だと感じています。今回の毒餃子事件などを教訓に”共存しなければならない立場であること”を意識してくれることを願います。
(Feb 28, 2008 05:32:54 PM) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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