さて、今日も真空管がほどよく暖まったところで、ＢＧＭをセットしましょう…。


本日のＢＧＭは
アンドレ・プレヴィンの「ＷＥ　ＧＯＴ　ＲＨＹＴＨＭ　ガーシュウィン・ソングブック」です。



さて、アンドレ・プレヴィンとは…
ベルリンの生まれでユダヤ系だそうで、当時の世相から容易に想像が難くない…というか、例に漏れず、ナチスによる迫害を受けています。
最終的にアメリカへの亡命を果たしています。
少年期にジャズの分野で天才的な才能を発揮していたそうですね。

さて、このアルバムは、ジョージ・ガーシュウィンの生誕百年祭煮辺り、彼の有名なミュージカル・ナンバーをアレンジ・演奏して一枚のアルバムに纏め上げたものです。
アンドレの、爽快で、透明で、時に浮遊感のあるピアノに合わせているのはデヴィッド・フィンクのベースです。
もう、ゴールデンコンビとしかいいようがありませんね。

私としては、１１曲目の「Boy What love has done to me/I've got a crush on you」が好み。
失恋の曲なんだけど、どこか、ポジティブな感じもして、いいな。
元になっているミュージカルは見たことがないんだけど。


さて、それでは今夜はこの辺で。