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テーマ:本日の1冊(3688)
カテゴリ:今日読んだ本
評価(★★★→無印→☆☆☆7段階評価):☆☆
桜庭 一樹 東京創元社 (2006/12/28) ISBN-13:978-4488023935 ストーリー 出版社 / 著者からの内容紹介 「山の民」に置き去られた赤ん坊。この子は村の若夫婦に引き取られ、のちには製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれて輿入れし、赤朽葉家の「千里眼奥様」と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。――千里眼の祖母、漫画家の母、そしてニートのわたし。高度経済成長、バブル崩壊を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる3代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の血脈を比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。2006年を締め括る著者の新たなる代表作、桜庭一樹はここまで凄かった! 旧家を舞台にすると、粘着質な暗い話になりがちですが、桜庭一樹らしくサラリと仕上げてます。 恩田陸の『光の帝国』が頭にありましたが、こちらは全然明るいです。 ヤンキーだった2代目が少女漫画家になるとは、意表をつかれて笑ってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.04 20:50:54
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