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『妖しき予兆』 灰色の午後 薄紫の君の瞳に 映える虹 薄桃の薔薇の花弁が 宙を舞い 聖者の祈りが 告げるとき 妖しき予兆は 胸を刺す 暗愚な救世主に 跪く愚民の群れ 暴力を正義に変えて 聳え立つ バベルの塔 されど 大いなる者 言葉を奪いて そを妨げん ![]() 誰かが 聖書の言葉を引用する “大いなるバビロンは滅びたり”と 彷徨い人は 真理と魂の救いを求め 狂奔する 出口のないラビリンスは 幾層にも積み重なり 無限の回路を描き出す すぐ傍にある 金色の合い鍵の輝きさえ 見出せなくて 哀れむ間もなく 君の瞳は盗まれる ただうろたえる我なり [小説および随筆]カテゴリの最新記事
40,000ヒットおめでとうございます。更なる躍進をお祈り致します。
誰かがバべルの塔なんか作るから、言語の違いが出来たのですよね。迷惑なやつめ。(2007年02月08日 15時23分08秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |