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2005.04.15
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カテゴリ:ちょっと一言
 パソコンがオフィスに普及し始めて、便利な文書作成ソフトが使われ始めた当初、「これでオフィスでの紙の消費がかなり削減されるでしょう」 などと言われていたことがあったかと思います。ご記憶の方もいるのではないでしょうか。でもそれは果たして正しかったのかな ~ と感じています。

 これは私自身に関してですが、まずメール。これは確かに、画面で打ったものを一々プリントアウトして文面を確認したりはしていません。画面上で最終チェックまでして相手方に送ります。 (皆さんもそうだと思います。) 

 次に仕事上の文書ですが、こちらは文書作成中も何度かプリントアウトしてはその文章を手直しし、最後は、データファイルとプリントアウトしたものの両方を保存しています。著者に送る手紙にしても、一通り打った後にプリントアウトして手直しをし、それから完成版をプリントアウトして送ります。

 確かに、9割9分は画面とニラメッコして文書の打ち込みをしているのですが、結局最後はプリントアウトをして読み直しをし、手を加えるんですよね。多くの方がおそらくそうだと思うのであえて言うまでもないことだと思うのですが、画面上で読むのと、紙に書かれたものを読むのとでは、その文章に対する思考の深さが全然違うことに気がつきます。

 単に情報を見たり、知ったりするだけのことであれば、画面を眺めるだけでも良いのかもしれませんが、そこから一歩進んで、その情報を元にあれこれと考えるステップに入ると、やはり紙に打ち出して見た方がいろいろとアイディアも湧いてきます。

 私は脳の仕組みについて詳しいわけではないのでわからないのですが、 “結局最後はプリントアウトする” というのも、デジタルよりもアナログの情報の方が人の思考にはマッチしているからなのでしょうね。 またこのことが、本というものの素晴らしさにも繋がっているような気がします。





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Last updated  2005.04.15 01:00:52
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