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#おすすめ[うつ病]ブログ村キーワード セイウチ ジャズボーカル ( ゜д゜)
・・・いや、某ランキングサイトのおばさんが、「うつを抱えて、長く働き続けることの難しさ。」(読んでないけど、おおよその見当は付く)ってのをテーマにしてたんで、昔を思い出して逆の立場から。 本当に、うつ病や他の精神的疾患を伴う人を使うのは大変だった。 差別する訳ではないのだけど、「毎日会社に来てくれる」という部分においては残念ながら当てにならないし、かと言って仕事を”干す”訳にも行かない。結果的には「居ても居なくても何とかなる仕事」しか与えられなくなってしまう状況にならざるを得なくなってしまう。 さて、当人。うつ病の発症前は大事な中堅社員で、新人の教育担当も任せていたのだが、少し前線から遠ざけられたのもショックが大きいと思う。それでも体調が優れない中でも何とか会社に来てくれるのだが、煩雑した日や仕事が積み重なってしまった日にはそれなりに頑張ってくれるのだが、ミスなどを注意する時にこちらが物凄く気を使う訳である。言い方が少しきつくなってしまったりすると、体調(精神的な)を崩し、「具合が悪い」と言って早退してしまう。周りの人間に迷惑と余計な仕事が回ってくる。 ・・・残った仕事は・・・巡り巡って、結果的には私の所に回ってきてしまう訳だ。 ある日、「傷病手当を利用して、当面休養してはどうか?」と提案してみた。答えは「会社から捨てられるような気がして、嫌だ!」と言う。「勤怠に確実性が無いので、最前線には当面戻せない」と言えば、それも「現場に忘れ去られるのが嫌だ!」と渋った。 そこまで固執するなら、と現職に戻してみたのだが、やはり体調と精神が付いてこない。仕事のスピードと判断力に欠ける。上司は「使えないから下ろせ」と言って来たのだが、私が「本人が自覚するまで待ちたい。ケツは私が拭くから」と粘って様子を見ることにした。 1ヶ月は何とか欠勤や早退をしながら頑張ってくれたのだが、やはり精神的負担が大きかったのだろう。欠勤と早退が多くなり、結果的には傷病手当を通り越し、自ら会社を去っていった。能力が高く、評判も悪くなかっただけに残念でならなかった。無理を押し通してでも軽い仕事に振っておいた方が良かったのかな?と振り返る時もあったが、あの時点で”ゴリ押し”していれば出るべき結果も単に早くなっただけなのではないかと思っている。 当時、120人の部下が居た。その中で精神的に疾患を持つ者が5名ほどいた。内訳は(意志の診断に拠るもの)、抑うつ状態2名・うつ病1名・双極性障害(躁うつ病)1名・統合失調症1名。 人数的にもちょうど良かった(病気の人には申し訳なかったが)ので、各フロアマネージャーに1人ずつ配置した。上手に使ってくれたマネージャーもいれば、早々に見切りをつけて隅に追いやったマネージャーもいた。 見切りをつけたマネージャー達は、やはりこの病気に対して若干の偏見を持っていた様だった。事前に十分なエクスプラネーションを行っていたつもりだったが、やはり忙しい現場の最前線に配置するのは難しかった。 ま、そのうち私に幾つかの管理責任が及び、その他の事件(労災連発やエンドユーザークレーム多発など)で、私自体が八方塞になり、睡眠障害と抑うつ状態を発症してしまい、「弱った姿は見せたくない!」と進んで傷病手当を利用しながら療養を続けていたのだが、結果的には会社規定の”打ち切り”とガチンコしそうになり(打ち切りは退職金が出ないので)、敢え無く退社となった訳だ。 うつを抱えた人を、働かせることの難しさ・・・私はどちらも経験してきたので、どちらの辛さも良く分かる。 どちらも苦しい。使う側も、使われる側も、だ。 この苦しさからは絶対に逃げる事が出来ない。皆が情報を共有し、少しずつ苦しみを分け合って分散化し、助け合いながら日々の仕事を行っていかなければならない。 が、これは茨の道だ。作業者全員がにこやかに気分良く仕事が出来る時代になるまでは、まだ遠い。 今般、精神疾患もかなりメディアに取り上げられ、社会全体の意識や知識も向上したが、現状としては、残念だが発病してしまった人の”負け”だ。 未だ、おとなしく去っていく人の数のほうが圧倒的に多い。早くそのような時代から脱却して欲しいと、患者の立場からも、管理者の立場からも思い続けている。
Last updated
Jun 8, 2011 02:34:38 AM
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