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ビフォア・ラン/重松清 幻冬舎文庫 授業で知った「トラウマ」という言葉に心を奪われ、 「今の自分に足りないものはこれだ」と思い込んだ平凡な高校生・優は、 「トラウマづくり」のために、まだ死んでもいない同級生の墓をつくった。 ある日、その同級生まゆみは彼の前に現れ、 あらぬ記憶を口走ったばかりか恋人宣言してしまう―。 「かっこ悪い青春」を描ききった筆者のデビュー長編小説。 読み終えました。 他の人のレビューも読んではみたものの 高評価が多く、 僕はマイノリティなのかと思った今日この頃。 91年に書かれたもの、重松清のデビュー作であることなんかを考えて なるほど、とは思ったけれど あまり好きな話ではありませんでした。 全体的に、曇天という感じの印象。 ただ、青春ってすっきりとした晴天ばかりではなく 内容説明にもあるように「かっこ悪い青春」の方が圧倒的に多いのかもしれない。 10数年前の今頃、僕にもこんな時期があった・・・はずなんだけど どうも、自分自身の記憶とリンクしないのは あんまり考えずに生きてきてしまった所以かもしれない。 それでも、主人公やまゆみではなく 紀子の思いはほんの少し、わかるような気がする。 誰かの期待を自分自身の性格として設定してしまって その呪縛から逃れることができない、 キャラ設定なんて、いくらでも・・・・なんて思うけれど 実際にはなかなか、自分を変えることなんてできない。 少し極端な印象もあったけれど こういう青春もあるのかもしれない、とも思った。
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2012.01.10 00:55:23
読み終えました。 伴侶を失ったことのある人だけではなく どんな世代の人でも 想像力を働かせてみれば そうなのかなぁ、と思える内容なので 共感まではできなくても おもんぱかることはできたので とても読み易く、わかりやすい本でした。
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2011.12.13 00:17:13
内容(「BOOK」データベースより) 夫が突然、逝ってしまった。 残された妻、敏子は59歳。 まだ老いてはいないと思う。 だが、この先、身体も精神も衰えていく不安を、いったいどうしたらいい。 しかも、真面目だった亡夫に愛人だなんて。 成人した息子と娘は遺産相続で勝手を言って相談もできない。 「平凡な主婦」が直面せざるを得なくなったリアルな現実。 もう「妻」でも「母」でもない彼女に、未知なる第二の人生の幕が開く。 第5回婦人公論文芸賞受賞。 59歳という主人公の年齢設定がいいね。 老人というには若すぎるけれど 現役世代ほどの体力もなければ明るい見通しもない。 案外とっても中途半端だからこそ ナイーブな時期なのかもしれない。 ストーリーは、ごく日常的なものが中心で 家族や友人の一挙手一投足に右往左往しては 一喜一憂している様なんてとてもリアル。 こういう人いるんだろうなぁ。 まだ上巻しか読んでないけど、敏子さんはお人好ししだなぁ。 もっと悪くてもいいのに。 なんて、根本的に悪くなれないところもまたリアルなのかもしれない。
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2011.12.02 23:16:31
読み終えました。 一言でいえば、終始一貫してエロい。 エロのオンパレードでした。 最初はそれに慣れるまで違和感があったけれど 読み慣れてしまえば、純粋に面白い。 六人の登場人物が少しずつリンクしていて そこがまた、日常茶飯事な印象を受けた。 みんな、自分が主人公の人生を生きているんだけど 色々あるよねぇ と、しみじみと思ってしまうような 世間の狭さとか、知らないうちに繋がってる連鎖とか 実際にあるんだろうなぁなんて思ったり。 ララピポの意味や放置された人々のことも 読み進めて行くうちにわかるのもよかった。 ただ、菊池令子さんがどういう人だったのか いつか出てくるのかなぁと思っていただけに それがなかったのは、少し残念。 何だかんだと、敬二郎さんの嫁っていう設定でもよかったのかなぁ と思ったりもした。
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2011.11.17 01:52:48
以前少しだけ読んだ事のある銀魂が面白かったので その小説ということで読んで見たけど 漫画は漫画の方がいいね。 特にギャグ漫画を小説風にしても、あまり面白くはなかった。 トリックのドラマは面白かったけど それを本にすると面白くなかったのと一緒で なんか、冷めちゃう感じ。 きっと、漫画だったら面白いんだろうなぁって思ったけど 小説としては、そんなに読むほどでもなかったかな なんて思う。 期待値が高かったのもあるかもしれないけれど。
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2011.11.14 23:32:24
内容(「BOOK」データベースより) 東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。 アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。 慣れない方言、小学校のヤな奴、気になる女の子、 たいせつな人との別れ、そして世の中…。 「青春」の扉を開ける前の「みどりの日々」をいきいきと描く、ぼくたちみんなの自叙伝。 1960~70年代に生まれて小学生だった人は きっと、ドンピシャなんだろうなぁと思う。 僕はその世代でないから、うーん…というところもあったけれど それでも、確かに僕にも小学生の頃があったわけで 小学生の感覚っていうのは、多少のズレはあっても 大筋で共通するものがあるよなぁと思いました。 白黒テレビや万博っていうものの存在は知っていても 僕の頃にはもう過去のものになっていたから よくわからないし、漠然としたイメージしかないけど 自身の幼少期を振り返ってみると やっぱり、それに類似する何かはあったりするもので そこに、懐かしさや甘酸っぱさ、くすぐったさを覚えるんだろうな。 あの子のことは結局どうなったの? なんて気になるところもあったけど 小学生の感覚って、案外そんなものかもしれない。 それにしても、小学校に入る前から 六年生、中学の制服を着るまでの主人公の心理的変化の描写は 本当にうまいなぁっと思いました。 主人公のヒロシと一緒に小学校の振り返りができて 何だか楽しかったです。 でも、平成の今の小学生がこれを読んだらどうなんだろう。 ある程度の乖離はあったとしても やっぱり共通する何かを見つけ出してくれるのかなぁ。
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2011.11.13 01:45:06
20年前、町中が甲子園の夢に燃えていた。 夢が壊れたとき捨てたはずの故郷に戻った悲運のエースは38歳、目下失業中。 父と、小学5年の娘と3人の同居生活がはじまった。 留学中の妻はメール家族。とまどう日々で見つけたあふれる思いとは。 ちょっとくどいところがあったけれど なかなか面白かったです。 重松清の作品に出てくる男性の主人公って なんとなくみんな似ているような気もするけれど・・・ 出てくる小学生なんかも、キャラ似てるよね。 愛くるしいから好きなんだけど ちょっと飽きてしまいそうな気もしなくもない。 とはいえ、うっかり読んでいると 何度か泣きそうになってしまいました。 うまいよなぁ。 流星ワゴンより好きかもしれない。 ちょっとだけ、しつこかったのが残念。
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2011.11.06 21:39:26
なんてストレートなタイトルだ!と思ったけど 西原理恵子さんの本ということで読んでみました。 よりみちパンセのシリーズだったとは。 なので、子どもが読むスタンスで書かれていたけれど だからこそ、読みやすく、今更ながらに あぁ、なるほどなぁっと思うところもあったり。 カネと一言でいっても、色んな視点から書けるけれど この本では主に西原理恵子さんの生い立ちから 実際に見聞きして感じたことを主にして書かれているから 少しくどいところもあったものの 机上のお話ではない説得力があったと思います。 それに、ちょうど、今 転職を考えている時期だからこそ 仕事、働くこと、を改めて考えるきっかけになったと思う。
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2011.11.03 19:33:24
この本、確か僕が小学生か中学生の頃の課題図書だったと思う。 なので、当時読んだような記憶はあったけど ストーリーはおおまかなことしか覚えていなくて 懐かしさも合間って かなり久しぶりに読んでみた。 記憶通り、人の死についての内容だったけど 主人公をはじめとする 登場人物の個性が輝いているね。 三人組っていうのは、ストーリーにしやすいのかもしれない。 ずっこけ三人組とか ハリーポッターシリーズとか。 それぞれの個性が上手く描かれているなぁと思いました。 でも、まさに今の子がこの作品を読むとどうなんだろう。 人の死についての話だけど その前に見知らぬ老人との交流ってのが 今の子にはピンとこないんじゃないかなぁ なんて思う。 それでも、ぜひ読んでもらいたい一冊だし なるほど、課題図書になるわけだ、 と今更ながらに改めて思いました。 もしかすると、歳をとるのは楽しいことなのかもしれない。 歳をとればとるほど、思い出は増えるのだから。 そしていつかその持ち主があとかたもなく消えてしまっても、 思い出は空気の中を漂い、雨に溶け、土に染みこんで、生き続けるとしたら… いろんなところを漂いながら、また別のだれかの心に、 ちょっとしのびこんでみるかもしれない。 時々、初めての場所なのに、 なぜか来たことがあると感じたりするのは、 遠い昔のだれかの思い出のいたずらなのだ。 っていうところが、何か好き。 歳をとることにたいする ちょっとした前向きな面白い発想だと思った。
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2011.10.31 23:58:35
内容(「BOOK」データベースより) 「お母さん、殺されたのよ」― 学校から帰ってきた美幸は、家で母が殺害されたことを知らされる。 警察は第一発見者である父を疑うが、彼には確かなアリバイがあった。 しかしその言動に不審を抱いた美幸は、VIP専用の調査機関“探偵倶楽部”に調査を依頼する。 探偵の捜査の結果、明らかになった意外な真相とは? 冷静かつ迅速。会員制調査機関“探偵倶楽部”が難事件を鮮やかに解決。 「偽装の夜」「罠の中」「依頼人の娘」「探偵の使い方」「薔薇とナイフ」の 5話からなる短編推理小説。 「偽装の夜」は以前テレビドラマでやっていたのかなぁ。 ストーリーは覚えていないのだけど 本を読み進めるたびに、知ってますけど!って思ったりしていた。 なんとなく、おぼろげではあるけれど、覚えていたので あぁ、そんな感じ、というのがわかってしまっただけに残念だったけれど その他の4話はなかなか面白いなぁっと感心しました。 なんといっても、5話あわせて330ページ。 その中にしっかりと本格推理小説を盛り込むなんて さすがですね!! とても読みやすいので、あっという間に読めました。 長編小説は読み応えあるのだけど、疲れてしまったりするので このくらいの、あっさりと読める推理小説は良いですね。
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2011.10.29 00:40:11
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