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2004年09月20日
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カテゴリ:カテゴリ未分類


日本政府は今月、野上義二駐英公使を駐英大使に起用することを決めた。野上義二とは、田中真紀子と衝突し更迭されたあの人物である。
更迭された野上義二前外務事務次官は、更迭後、英国公使となり英王立国際問題研究所(RIIA)の上級客員研究員(中東問題担当)であった。さらに野上の妻は英国人である。

英王立国際問題研究所というのは、ホワイトハウスを動かす米外交問題評議会(CFR)のように英国を動かす中枢(総本山)の組織である。
ジョン・コールマンの「三百人委員会」によると、『王立国際問題研究所ロイヤル・インスティチュート・フォー・インターナショナル・アフェアーズ(RIIA)は、英国王室を核とする闇の世界権力「三百人委員会」の作戦企画本部』と書かれてある。
まあ、コールマンの話がどうであれ、RIIAをその辺の研究所と同じように考えてはならないことは事実だと思っている。
ロスチャイルドが設立したRIIAの上級客員研究員を務めているのが野上なのである。

さらにレバノン大使を務めていた天木直人氏のサイト http://homepage3.nifty.com/amaki/pages/ns.htm の8月30日の記事には、以下のことが書かれてある。

-------------------------------------

因みに日本にもイスラエル諜報機関が入り込んでいる事は間違いない。その手先の一人が今度駐英大使になる野上義二元外務次官であるという情報がある。その真偽は確認しようもないが彼が米系ユダヤ人とのパイプが太いことを自慢げに同僚に話していることは事実である。 
そういえば彼が外務次官のときイランの外務次官に「イスラエルとパレスチナの紛争からイランは手を引いてほしい」という驚くべき話をしていたのを思い出す。日本はあまりにも国際政治の裏取引にナイーブである。それとも自らそれに取り込まれているのを自覚しているのであれば何をかいわんやであるが。

-------------------------------------

この元レバノン大使である天木氏が書いたことをどのように理解するかは、みなさんの自由である。ここに登場している「イスラエル諜報機関」というのは、「モサド」のことを言っているんでしょう。
なにしろこの野上という人物は、イラク戦前夜にもRIIA(このRIIAはロスチャイルドの、奥の院、つまり総本山のひとつである)にいたし、私から見て、とっても怪しい人物なのであーる。

さらにもうちょっと突っ込んで言わせてもらえば、イラクで(CPAを通じた人的協力に参画中)殺された奥克彦さんは、在英国大使館参事官だったのである。
この件では、たくさん言いたいことがあるんだが、今日のところは勘弁してやろう(笑)

先日の「ニューズウイーク日本版9・22」には、野上義二新駐英大使に関する記事が掲載されている。これを以下に転載しておく。
みなさんはこれを読んで今回の野上を英国大使に起用という「問題」をどのように考えるんでしょうか……



「ニューズウイーク日本版9・22」
タイトル:『外務省人事は笑えない喜劇 - 官僚:田中元外相とともに更迭された前次官を駐英大使に抜擢した非常識にイギリスもびっくり』

<前略>
日本政府は9月10日、野上義二駐英公使を駐英大使に起用することを決めた。駐米大使に並ぶ高い地位だ。野上は外務事務次官だった2002年初め、一部のNGO(非政府組織)がアフガニスタン復興支援国会議に参加するのを拒否した問題で、当時の田中真紀子外相と対立、国会を混乱させたとして、田中とともに更迭された。
国民は田中の外務省改革を支持していた。野上は、その田中に徹底抗戦した鼻持ちならないエリート官僚のトップだった。その復権を、世論が歓迎するはずはない。
日本は、官僚の策謀には慣れっこになってしまっているようだ。日本の新聞の多くは、野上の復権をついでのようにしか報じなかった。なかには、駐イラク大使が13年ぶりに復活したことを見出しにした記事で、さらりと触れただけの新聞もあった。
<中略>
抗議の声を上げた野党はたたえられるべきだ。民主党の米沢隆衆議院外務委員長は、この人事は国民を軽視するだけではなく、次官経験者の大使就任を禁じた川口順子外相の私的諮問機関の提言を破ることになる、と声明を出していた。特定の外交官の力が強くなりすぎるのを防ぐための改革提言だ。
しゃくし定規の官僚にルールを曲げさせるのは不可能に近い。だが日本の官僚は、すきさえあれば身内のためにルールを曲げる。それも、影響力がありすぎるとして批判されている身内のために。
テレグラフの編集者たちは私に聞いた。なぜ外務省は野上のためにそこまで便宜をはかるのか。他に適任者はいなかったのか。ほかに希望者はいなかったのか。考えつく唯一の説明は、田中と刺し違えた野上の「功績」に報いる人事だった、ということだ。
けっこうな報酬だ。田中は先週、外国人記者クラブでの会見で、「野上は妻がイギリス人で、以前、英国大使になりたいと言ったことがある」と語った。西側のある外交官はこう言う。「英国大使のポストはすこぶる居心地がいいはずだ。外交上の大きな争点もないし、有力者と親交を深める機会はふんだんにあるし、ロンドンの豪華な公邸にも住める。楽しくて仕方ないだろう」
野上は更迭後も謹慎していたわけではない。02年9月に駐英公使に任命され、英王立国際問題研究所(チャタムハウス)の上席客員研究員を兼務していた。ロンドンのある外交担当ジャーナリストは言う。「奇怪な話だ。日本大使館の名簿には、貿易担当や政治担当などの公使に続いて、チャタムハウス担当の野上公使が出てくる。こんな担当があるものか」
<中略>
小泉純一郎首相が「けんか両成敗」として田中と野上を同時に更迭したとき、彼は善悪の区別などかまっていられない疲れた学校教師のようにみえた。
そして先週、野上の英国大使起用を承認した小泉は、改革を頑として受け入れない官僚たちにすっかり消耗させられた『イエス、ミニスター』の主役の大臣にそっくりだった。
<後略>

http://www.asyura2.com/0406/senkyo5/msg/571.html



9月16日の「極東ブログ」でもこの話題が取り上げられているので、それも以下に転載する。

----------------------------------------------

女王陛下、英国大使の野上義二でございます

 9月11日の閣議決定で、折田正樹英国大使の勇退の後、前事務次官の野上義二が駐英公使となった。野上義二? 思い出すこと二年前、NGO排除問題で世間を騒がせてくれた、あのヒゲだ。「ヒゲをそったらどうだ」と当時経済産業相の平沼赳夫が苦言を呈した、あのヒゲの男である。ここに一人のヒゲの男が再び立ちがあった。
 当時を思い出そう。2002年1月東京開催のアフガニスタン復興支援会議の際、外務省が一部の非政府組織(NGO)の出席を直前になって拒否した。真相は鈴木宗男が外務省に一部NGO排除を働き掛けていたことだった。外務省の最高責任者田中真紀子元外相は国会答弁できちんと真相を明言した。が、だ、にも関わらず、野上義二事務次官(当時)はこれをまっこうから否定した。どっちが本当だ?ということで国会は紛糾した(「国会バトル 田中氏/鈴木氏 参考人質疑、真っ向対立」・参照)。
 なさけない話だった。というのも、次官というのは補佐が仕事。外務省なら、その最高責任者田中真紀子元外相を補佐するために給料が与えられている。大辞林にも次官というのは「国務大臣を助け、省務・庁務を整理し、内部部局の事務を監督する一般職の国家公務員」とある通り。分をわきまえろよ、サーバント、というのが常識だし、国際的にもそう見えるものなのだが、なぜか、日本では喧嘩は世間を騒がした双方が悪いってことにして、「ここは野上義二”しばし”収めておけよ」と小泉首相は田中外相、野上次官の両氏を更迭した。外務省としては、うるさいおばはんと差し違えたということで85へぇ、金の脳を送ったという(これはウソ)。
 更迭後、野上義二は、座敷牢こと官房付に入れられた。甘甘の処分である。他省庁だとフツー局長までやって更迭されれば退職なんだけどねぇ、の声も伏魔殿には届かない。更迭後も専属の公用車が与えられていたのだが、ちくらりちまったよ、ということで、それは廃止。もっとも更迭といっても退職金はがっちり8500万円ナリ。え? そのくらいは当然でしょ。少ないくらいでしょ、当然ですよ。
 座敷牢にも長いさせず、2002年9月に、野上義二は英国公使に任命され、英国の調査研究機関「王立国際問題研究所」の上席客員研究員として中東問題を担当した。給料は外務省から出たのだが、それがいくらかは公開できないとのこと。それにしても、やっていることが中東問題かよ、とも思うが、ま、さして世論への影響もないからよいか。不善をなさぬには閑居がよろしい。

(略)

 というわけで、一般常識からすれば、次官経験者の公使への降格は前代未聞なのだが、これはただの伏線。ニコポンスキーの正体は敷島博士だし、野上義二は伏魔殿の守り神である。
 さても、頃合いもよし、残暑も引いてくるであろう。日本の国民はもうすっかり野上義二を忘れたころだ。王立国際問題研究所の成果なんてものもありゃしない。文藝春秋もこの間、どうでもいいことで宿敵田中真紀子を叩きまくってくれたし、父親が米国の陰謀で失墜させられたのと同じで、世間的にはもう田中真紀子が出てくる目もあるまいて、と、いうわけで、さて、野上義二に外務省官僚の最高の地位に据えてやろうか、ということで、今回の決定となった。
 さすがに疑問の声は上がった。あのさ、外務省改革ってどうなったわけ?である。現川口順子外相の私的懇談会「変える会」では、機密費流用事件など一連の不祥事をめぐった提言で、通常の省庁にならって「次官を最終ポスト化する」としていた。つまり、「次官経験者は大使に就任させない」として、次官経験者の大使転出の禁止を提言していたのだ。が、いきなり反則。それってどうよ、なのだが、小泉純一郎首相曰く、「人事になると人それぞれ見方がありますから。適材適所、そう思って起用した」。またしても人生イロイロである。
 8月31日にこのルール無視をただすべく衆院外務委員会の米沢隆委員長が異例の反対声明をあげたが消えた。田中真紀子も虚しく吠えた。講演で「スキャンダル、問題が起きたときの次官で鈴木宗男元衆院議員の長い友人。(起用は)イギリス人、日本人に対し侮辱だと思う」と批判した。

(以下略)




詳しくは、以下へ飛んでお読みください。

女王陛下、英国大使の野上義二でございます(極東ブログ)
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/09/post_13.html








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最終更新日  2004年09月20日 07時40分22秒
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