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テーマ:世界を動かす国際金融(373)
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アンソニー・サットン(Antony C. Sutton)という人物がいました。サットンは2002年6月17日に77歳で亡くなっています。 サットンは、ずっとボーンズを追って暴露してきた人物です。詳しくは以下でお読み下さい。 ========================== サットンのホームページ http://www.antonysutton.com/ 阿修羅 http://www.asyura.com/2003/dispute8/msg/819.html ========================== このサットンですが、サットンのレターに次のような文章があります。普通なら見逃しそうな部分なんですが、私の目にとまり気になってしまいました。 「ヨーロッパの王族はすべてサックス=コーバーグ=ゴータ家に起源があり、そこにヴァイスハウプトが出てくる」 サックス=コーバーグ=ゴータ家とは何者なのか…… ここでは、ヴァイスハウプトのことは無視します これが気になってしょうがなかったので、少しネットで調べてみた。 それを簡単にまとめると以下になります(イギリス王室のことになります)。 ========================== 現在のイギリス王室はウィンザー家である。1714年、ステュアート朝のアン女王が亡くなりステュアート朝が断絶。 そして、王位継承権をもったドイツのハノーファー選帝侯ゲオルクを王に迎え、ジョージ1世としてイギリス国王に即位させた。 現イギリス王室は、このハノーヴァー朝に始まります。つまり、今のエリザベス2世は、このジョージ1世の直系の子孫にあたる。 で、ハノヴァーの名称は、ヴィクトリア女王のあとをついで即位したエドワード7世が、サックス・コーバーグ・ゴータ家と改称した。 ジョージ5世は、1917年(第1次世界大戦中)にこの敵国ドイツ風の名称を廃止する。その時つけられた名称が現在のウィンザー家である、と。 ウィンザーの名称は、王室の居城ウィンザー城からきているようである。 ウィンザー家と改称してからの王は、ジョージ5世、エドワード8世、ジョージ6世、そして今のエリザベス2世である、と。 ========================== つまり、イギリス王家はドイツ起源である、ということになりますか。これは私が知らなかっただけで、常識なのか? 他の国はどうなのか。 外務省のサイトには以下のことが書かれています(ベルギー王室についてです)。 ========================== ザクセン・コーブルグ・ゴータ公爵家の第8子レオポルド(1790年12月16日生まれ)が、1831年7月21日にブラッセルにおいて宣誓を行い、初代ベルギー国王レオポルド1世として即位した。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/yojin/arc_96/bergium/b_royal.html ========================== ベルギー王室もどうやらドイツ起源のようです。 うーむ、なるほど。 帝政ロシアのロマノフ家もドイツ人であることがわかっています(ロマノフ家の黄金)。 では、他はどうなんでしょうか。例えばフランス、イタリア……などなど。 まだわかりません。 追って調べていこうと思っています。 サックス・コーバーグ・ゴータ家とは何者なのか、ここに私の興味があります。 何か情報がありましたら、提供願います。 「敵国ドイツ」というのは、芝居なのか……ということにも繋がります。 この件は、今日は以上にします。 さて、サットンは、ブッシュ家の「麻薬密輸」を“暴露”しています。 ボーンズ=ラッセル&カンパニーの麻薬(アヘン)密輸のことにも言及していました。 父ブッシュは、国連アメリカ大使、共和党全国委員長、在北京連絡事務所長、CIA長官、副大統領、大統領という階段を上り詰めました。 もちろんブッシュ家の富の起源は、プレスコット・ブッシュやジョージ・ハーバート・ウォーカーにあるんですが、この話は複雑かつ長くなるのでここではやめておきます。 ブッシュの家族のことは少しだけですが ここ8月20日の日記に載っています。 あ、少しだけ書いておきます。 どうもブッシュ家は、スポーツビジネスも好きなようですね。 というのも、ウォーカーはニューヨーク州の競馬コミッショナーだったり、競走馬を繁殖させたりしています。競馬場の社長も務めている。 ハーバートの息子(父ブッシュの叔父)ジョージ・ウォーカー・ジュニアは、ニューヨーク・メッツの創設者であり、死去するまで17年間、メッツの財務役を務めていました。 メジャーリーグで思い出すのは、現大統領ブッシュも、テキサス・レンジャーズの副オーナーでしたね。 以上です。 さてさて、父ブッシュはザパタ石油を経営していました。サットンが言うには、この会社を利用して麻薬ビジネスをやっていたらしいです。 つまり、海上を利用している、と。CIAも利用している、と。 なるほど、と思います。 現在日本に密輸されている覚せい剤は、中国・台湾・北朝鮮などから入ってきています。 中国が大半なんじゃないかと思います。 では中国の麻薬・覚せい剤ビジネスの背後はどこなのか……これも気になります。 覚せい剤に関しては、日本にも大きな責任があると思います。 そもそも中国は「アヘン戦争」なるものを経験している。 アヘン貿易の開始ころには年間16トンだったのが、1820年には336トンへと膨れ上がる。 さらに10年後の1830年には、これが10倍の量になり、38年にはさらにこれが倍以上に増えています。 このアヘン貿易を行なっていたのが、世界最大の密輸業者ジャーディン・マセソン、イギリスのデント社、そしてアメリカ最大のアヘン密輸組織であるラッセル&カンパニー(ボーンズ)であった、と。 ラッセル&カンパニーは、1824年、コネティカット州に住むサミュエル・ラッセルによって設立され、同社は、1828年にボストンのトーマス・パーキンスのアヘン会社を“吸収”し、中国におけるアメリカ最大の勢力になったようです。 そんで、エール大学の創設者のひとりがノディア・ラッセルであり、サミュエル・ラッセルの従兄弟のウィリアム・ハンティントン・ラッセルがタフトとともに、スカル・アンド・ボーンズを創設した、ということですね。 さらにタフトの息子であるウィリアム・ハワード・タフトが大統領になった、と。 さらに付け加えるなら、クリントン前大統領もエール大学出身ですから、ここんとこずっとエール大学出身の人間が米国大統領である、ということになります。 クリントンは大統領職を、エール大学ボーンズのブッシュ親子に挟まれていますし、来月決定する新大統領は、ブッシュとケリーのどちらが選ばれてもエール大学出身のボーンズということになります。 話を戻します。 中国はアヘン吸引を禁止としましたが、貿易は拡大を続け、価格も上昇します。 第一次アヘン戦争時、ラッセル&カンパニーの最高執行責任者だったのが、ウォーレン・デラノ・ジュニアであり、この人物はフランクリン・ルーズベルトの祖父である、と。 なるほどー、いろいろ見えてきますね。 父ブッシュも大統領になる前、中国で仕事をしています。 で、中国は第二次アヘン戦争で、アヘンを合法化しました。 合法化されれば価格が暴落するはずです。 これでは儲からないということなのか、ラッセル&カンパニーは撤退したようです。あくまでも表面上の撤退かもしれません。 いろいろと並べてみましたが、以上のことから何かが見えてこないかな。 どうでしょうかね。難しいなあ。 父ブッシュは「カーライル・グループ」からも、日本や中国、韓国なんかに積極的になにやらやっているようです。 今日はこの辺にしておきましょうか。 そのうち何かが、もっとはっきり見えてくるでしょう。 ボーンズ両者の米大統領選ですが、ケリーが追い上げてきているようですね。 ケリーは、民主党候補をディーン候補と争ったときにも、残り3週間ほどで逆転勝利していました。ディーンに支持率20%も負けていたのに、10%の差をつけてケリーが大逆転したのです。 興味深い現象でした。 背後にどんな力が働いていたのか、ということです。 本日はこれで終わります。 スカル・アンド・ボーンズ 2004年アメリカ大統領選挙 http://www5d.biglobe.ne.jp/~uedam/aaskullhome.htm ボーンズのことを書いた日記 http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200410020000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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