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カテゴリ:投資手法
今週は南伊豆に旅行に行ってきました。
天候不順の影響もなく好天が続き、地震にも遭わず、いい海水浴日和でした。 私は通常、週末に1週間の有効期限で、売買注文を出します。 今週も旅行で不在でしたので、1週間分の売買注文を出しておきましたが、株式市場が下落したこともあり、4銘柄買えていました。 しかし売却できたほうでは、悔しい思いをしました。 三洋電機を4000株、市場ではなく kabu.com のPTSに239円で売却注文をだしておきました。(kabu.comのPTSでは、当日限りではなく有効期限を設定できます。) PTSにした理由は、売買手数料が安いためです。これまでも、出来高の多い銘柄で約定金額100万円以上の場合に、たまにPTSに注文を出していました。 夜間のPTSは出来高が少ないのであまり使えませんが、昼間であれば市場との裁定取引を行う人がいるので、市場が240円以上をつければ約定する可能性が高いです。どっちみち239円で指値注文するので、その後市場価格が上昇していっても(裁定取引者に利益を取られても)同じことだと考え、PTSに注文をだしました。 ところが8月19日に三洋電機の株価は、寄付から35円高の259円と大幅高で始まりました。トヨタが三洋電機の電池を、ハイブリッド車用に採用することになったと報道されたためです。 私の注文は当然239円で約定しています。 市場に注文を出していれば、259円で売却できており、8%以上安値で売却したことになります。2000円程度の売買手数料をケチって、8万円儲け損なってしまいました。 寄付で窓を開けてギャップアップすることを想定していませんでした。 通常売却指値注文を出すときは、現状の株価よりも高い価格で出しますし、買付注文の場合は安い価格で出しますので、もしも寄付でギャップアップ/ダウンした場合には、注文した株価よりも有利な価格で約定することになります。 PTSでは注文数が少ないので板寄せはめったに発生せず、注文した価格のままで約定してしまい、ギャップアップ/ダウンの恩恵をこうむることはできません。 ニュースや寄付前の状況を確認して注文内容を変更できるのでないかぎり、複数日をまたがった注文をPTSに出すことは、避けたほうが良いと学習しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.22 06:29:37
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