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10月24日。西表ジャングル。西表島での第1夜が明け、10月24日。外はうす曇りだった。気温はさほど高くなく、半袖Tシャツの上に1枚はおるぐらいがちょうどよい。 今日は、ツアーの日。昨日決めた「マヤグスクの滝ツアー」だ。 体力を使うことが予想されるため、しっかりめに朝食を摂る。 8時5分。ホテル1階のロビーに集合する。 早い時間だったが、ロビーには何人かのお客さんがいた。 椅子に座り少し緊張しながら待っていると、程なくして担当の人が現れた。 本日のツアー参加者は、私達2人。 そしてホテルのガイドさんが2人。 ほぼマンツーマンでついてもらえることになる。 これはラッキーだった。しかし、参加者2人ということについては何となく心細かった。 8時10分。車に乗り込み出発。10分もしないうちに浦内川ボート乗り場に着く。 ここでトイレを済ませ、足に巻くカバーのようなものをもらう。 ![]() 山の中には、ヒルがたくさん住んでいるらしい。 そのヒルたちに噛まれてしまわないよう、足にナイロン製のレッグウォーマーのようなものを巻くというのだ。 しっかりと巻いた後、さらにスプレーをふる。 今まで、ヒルに噛まれるという経験をしたことがないためあまりピンとこなかったが、何でも噛まれた部位からは多量の出血があるという。 さらにチクチクした痛み、翌日以降は耐え難い痒みに襲われるという。 何とも怖い話だった。なのでスプレーをたくさんふる。 しかし、一通りふった後ガイドさんはこう言った。 「ま、スプレーもカバーも気休めにしかならないです。」 ・・・そうなのか。 ![]() 8時半。ボートに乗り、浦内川へ繰り出す。 普通なら9時が第1便なのだが、ツアーではさらに早い臨時便となるため 周りには船はまだ一艘もいない。 ほぼ貸し切り状態で、浦内川遊覧を満喫できるのだ。 快適なスピードで、風が気持ちいい。 前後左右どこを見ても全て自然。 水辺には一面のマングローブ。 目に映るこの風景、肌に受ける感覚、これはなかなか味わえるものではない。最高に心地よかった。 ![]() 説明を受けながら、船は船着場に到着する。 ここからは歩いて山に入ることになるのだ。 ガイドさんに続き、私達2人も山へ入る。 全体的に湿った感じで、ヒンヤリしている。 天候は曇り。そして木々に囲まれているせいもあり、薄暗かった。 しかし葉の間から所々日が差しており、それがとてもキレイだった。 ![]() 歩くたびに自然に出会う。 聴こえるのは、水の音・虫の声。 小さな滝がいくつもあり、私達は1つずつ写真に収めていく。 途中、数人の人に出会ったが、それ以外は私達しかいない。 ![]() ![]() 30分ほど歩いた所で、ストレッチを行う。 思えばゆっくりとストレッチをしたことって最近なかったなぁ。 身体全体がノビノビと呼吸できているようで気持ちいい。 「目を閉じて、自然の音を感じる方向を指差してみて」 ガイドさんに言われるまま、目を閉じる。 すぐにはわからない・・・・・・さらにじっと目を閉じる。 何となく感じた方向を指差し、全員いっせいに目を開ける。 4人それぞれが違う方向を向いていた。 同じ場所にいて、同じものを感じ取ろうとしていたが、自分の身体に受ける感覚は、みんな違っていたのだ。 身体もほぐれ、温まってきた所で再び出発となった。 マリュドゥの滝・カンピレーの滝を通過する。 目的地の少し前で、昼食となった。 ホテルでお弁当を用意してくれていたので、それをみんなで広げる。 鮭に玉子焼き、唐揚げ、オニギリ。ワクワクするお弁当だ。 食べている最中に、ガイドさんがリュックからナベとソーキソバの袋を取り出した。 なんと、今ここで温かいソーキソバを作ってくれるのだという。 実は、昼前からかなりの雨が降っていてビショヌレだった。 沖縄とはいえ、雨の中を歩いていたため身体は冷えきってしまっていた。 防水のジャケットを着ているがとにかく冷たい。 そんな中、作ってもらったソバは、格別においしかった。 ケンチチと以前デートで登った山を思い出す。 その時も、お弁当とバーナー持参で、頂上でゆっくり休憩したものだった。 秋にもなると、山はとても寒い。 歩いて身体は温まっているのだが、やっぱり芯は寒い。 そんな時に飲む熱いコーヒーが私は大好きなのだ。 ソバをすすりながら、ふと思い出していた。 滝はもうすぐ。しばらくお待ちください。。。 |