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カテゴリ:憲法
昨日の憲法公布のつどいで、講演の中身とは別に五十嵐仁さんの話でもうひとつ重要な指摘がありました。
先日『不安倍増』安倍さんが外国人記者に『私の任期中に憲法を改正したいと思っている』と言われましたが、これについて会場から講師に質問が飛びました。 「首相の発言は憲法99条の憲法擁護義務に違反しているのではないか。許されるのか。」 それに対する講師の答えは明確でした。 『首相こそ、憲法を護るための先頭に立たなくてはならないと思う。小泉首相は靖国参拝のときにあるときは個人、あるときは首相だ、という風に言い訳をしたけど、それは通らない。いつ何時も彼の言葉首相の言葉として取られるわけだから、安倍首相の場合でも使い分けたといういいわけは今後も通用しない。あの発言は違憲訴訟の可能性もあると思う。』 私はあの時、自民党総裁としての言葉か、首相としての言葉か、確認しなくちゃいけないなという感想を持ったのだが、五十嵐氏の話を聞いて、そんな確認は必要ないと思いました。新聞はあの次の日、大々的に『首相違憲発言』と見出しを立てるべきでした。 ああ、しかし、われわれにはやってくる問題が多すぎる。教育基本法が来週にも強行採決されるかもしれないという状況に加えて、共謀罪も同時採決される可能性が高くなったという状況だそうです。国会の動きからしばらく目を外せそうもないようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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