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2007年04月26日
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カテゴリ:洋画(07)
「ブラッド・ダイヤモンド」
アフリカ・シエラレオネ共和国。反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で強制労働を強いられていたソロモンは、作業中に大粒のピンクダイヤを発見。再び家族と暮らすために危険を承知でそれを隠すが、直後に政府軍によって捕らえられてしまう。一方、刑務所で巨大なピンクダイヤの話を耳にしたダイヤ密売人のアーチャーは、その在り処を聞き出すために、同じ刑務所に収監されていたソロモンを釈放させよう画策し…。(goo映画より)

以下RUFの採掘場へ決死の覚悟で行く2人の会話を、二人の気持ちとともに脳内で再現してみました。
ソロモン「子どもはいるのか」アーチャー「いや、いない。」
ソロモン「結婚しているか」アーチャー「していない」
ソロモン「金はあるか」アーチャー「いくらかは(笑)」
ソロモン「ダイヤが手に入って金ができたなら結婚するか」
アーチャー「分からない」ソロモン「私には理解できない」
ソロモンには理解できない。結婚できる条件が出来たなら、結婚をして、子どもを育てる、それ以外の何を望むというのか、ソロモンには理解できない。
アーチャー「ああ、俺にもなぜなんだかわからないよ。」
アーチャーは思う。そうだよな。俺の幸せとは何だったのだろう。子どもの頃は散々だった。9歳で内戦に巻き込まれ、母はレイプされた上で殺され、父は首を切られてつるされた。コッツィー大佐に拾われて人を殺すことや商売を覚えた。金ができても少しも心休まることは無い。けれども、あの美人記者の目は純粋だったな。もしかしたら、2人ですごすということが幸せだったのかもしれない。望みようも無いけど・・・。

RUFが村を襲う場面、RUFと政府軍との戦闘場面がすごい。ソロモンの息子をしだいと殺人兵器に変えていく、描写がむごい。その中でぽっかりかんだこの会話だからこそ意味があるだろう。TIA(これがアフリカだ)という言葉が数度出てくる。「ナイロビの蜂」「イノセントボイス」のテーマをひとつにしたような映画。地獄のような内戦の描写。雄大な自然との対比。スピィーディーな展開。見事なエンタメ、社会派融合映画である。レオ様もこのような映画なら、影があって野性的で、少し弱弱しいところもあって、よく見たら美男子の役がよく似合う。
1001571_01.jpg
監督 : エドワード・ズウィック
出演 : レオナルド・ディカプリオ 、 ジェニファー・コネリー 、 ジャイモン・フンスー 、 マイケル・シーン 、 アーノルド・ボスロー(コッツィー大佐)





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最終更新日  2007年04月26日 23時34分48秒
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