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カテゴリ:邦画(08)
一昨年の「釣りバカ日誌17あとは能登なれ、ハマとなれ」もうやめてしまえ! は見事な石川県観光映画になっていて、思わず「もうシリーズやめてしまえ」と叫んだのであるが、その次の舞台側が郷土岡山に決まり、「釣りバカ日誌18」日本のエーゲ海にいらっしゃい 予想以上にうまく作られていて、三国御大も思いのほか元気で、満足の一作になった。
そして今回は、あまりにも筋たてが喜劇映画のワンパターンを踏襲しているという点はあるけれども、その笑いのつぼが近年にない傑作だった。 監督 : 朝原雄三 出演 : 西田敏行 、 三國連太郎 、 浅田美代子 、 常盤貴子 、 竹内力 、 山本太郎 特に前半は胃カメラ場面で大いに笑い、後半はその場面を生かして、まさかああなるとは、と言う意外な展開で大いに笑わせた。(サプライズ特別出演あり)今回は人情喜劇の面は薄かったが、派遣の問題、セキュリティー重視で人と人とのつながりが希薄になっている社会を風刺する風刺映画の面で切れ味を持っていたといえる。 「築地魚河岸三代目」が松竹喜劇の三代目として名乗りを上げてはいるが、まだまだそんなものに負けてはおられぬ、と言う意気込みが見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月01日 00時00分14秒
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