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カテゴリ:社会時評
先週の土曜日からずっとこのガソリンスタンドでは一リットル96円のままだ。このまま安定してくれたらいいのだが。
私はガソリンは安いところを選んで入れているので、たぶん最高値のときは172円だったと思う。それと比べると、76円近くこの二ヶ月で落ちたということになる。私がだいたい一ヶ月100キロ走るので、まあこの二ヶ月で12000円近く経費節約になったことになる。つまり825億円もの無駄な経費をかけて定額給付金2兆円をばら撒かなくても、もうすでに国民にあまねく給付金はいきわたっているという考えも出来るのではないか。 私はぜひ新聞社あたりが調査計算してほしいと思っているのだが、果たして此の間のガソリン安でどれくらい国民にお金が最高値と時と比べて戻ってきたのか、そして、消費者購買動向にいい傾向が見られたかどうか、数字で持って調べてほしいと思う。 私の感覚でいうと、たとえ12000円経費が浮いても財布は閉まったままである。通常国会で論議するまでもない。 日本政府の政治家はよっぽど暇なのだろう。結局この二ヶ月この定額給付金をどうするかということしか論議してこなかった。アメリカのように、銀行証券会社があぶないわけでもない、大企業があぶないわけでもない(だって、16社で33兆円だったけ、溜め込んでいやがるんですぜ)。だから別にやることがなかったんですね。ご苦労様です。 ってなわけねえだろ ! いま、政治家が一番しなくてはならないのは、緊急避難的には、誰一人でも非正規労働者を路上で死なすということがないようにすること、次には非正規労働者の雇用を安定させるに有効な法律を早急に可決すること、その次に全国民が安心して生活できるように『莫大な予算』を使うこと、だろう。消費力の増大こそが、この不況を乗り切るキーワードなはずである。ところが、無能なのか、わざとなのか知らないが、どうもなーんにもやっていないようだ。 つまり彼らは、日本なんてどうなろうと構わないと思っているのである。グローバル企業である大企業さえ生き残ればそれでいいと思っているのである。 ‥‥‥というようなことをガソリンを入れながら考えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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