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カテゴリ:韓国旅行(09~)
そのあとは予定とおり(?)労働組合の見学に行く。新吉(シンギョル)駅からタクシーで全国民主労働組合連合会(みたいなもの)の本部ビルへ。
それらしき街宣車もあります。 2Fの事務所に行くと、人がいない。男の人から4Fに行け、と言われて素直にいく。そこはどうやら全国教職員組合の事務所のようだった。ままよ、とハンギョレのように言うと、日本のどこかで会ったかのようなタイプの女性がやってきて対応してくれた。 「なぜ来たのか」「何を聞きたいのか」 これを何度も聞いてくる。「辞書を見ながらゆっくり話してくれていいから」と親切に言ってもくれる。 実を言うと、本当に労働組合に行って事務所を見るということ、パンフをもらう、それしか考えていなかったので、そういう突っ込んだ質問を聞けといわれても言葉が出なかったのである。つくづく会話力のなさを恨んだ私でした。今から考えると相当失礼な話なのであるし、「組織率は?」とか「ワーキングプアはいるのか」とか聞きようがあったかと思うのであるが、そのときは「まずいことになった、早く切り上げなくちゃ」というほうが先にたって「ただパンフがほしいだけなんです」としかいえなかった私でした。これを理解してもらうだけでも、30分くらいかかったのである。対応の女性は不可解極まりないという顔をしていた。わざわざ日本からやってきて、何の目的もなくやってくることがあるだろうか、と思っていたようだ。私はこの女性に既視感があったのだが、途中で思い出した。高校の女先生なのでした。親切で真面目でしかも細かいのである。 ごめんなさい。迷惑な旅行者で!チェソンハムニダ!! いろいろと労組の歴史やら説明をしているパンフをくれた。なんと英文である。労組を説明するパンフとして日本語は需要はないが、米軍とか英語教師とか、その他欧米人教師とか、英語は需要があるのだろう。 帰り際に「これを食べなさい」とアルミのうち袋の紙袋から熱々の手つくりケーキを取り出した。どうやら事務所の人たちのおやつか昼食用においてあるのだろう、たくさんあった。ふたつ、手渡してくれたが、そんなにもとても食べれない。ひとつだけもらう。暖かいうちに食べようと思い、帰りの電車の中で食べたのだが、これがもちもち感と豆が良く合って美味 !本当にご迷惑かけました。ありがとうございました。 ソウル駅に戻る。昼にじっくり見たのは久しぶり。今はこの旧駅庁舎は使われてはいない。たしか東京駅を設計したひとの弟子が設計したとかで、貴重な歴史遺産なので何とかして保存してほしいものである。 ソウル駅構内に一年半前に来たときと同じように、労組(?)の抗議テントが張られていた。どうしてこんなことが可能なのか。撤去されないのか。全く不思議だ。 新駅でFTXの釜山行きを買う。14:10に窓口に行くと、14:40発、17:37着の切符が買えた。 FTXの三時間の半分以上はビールを飲みながら寝ていた。まったく揺れないので、疲れを取るにはいいかもしれない。 釜山駅から南浦までタクシーで行く。一年半前工事中だった釜山南浦の光復路はすっかり出来上がっていて、冬の光の飾り付けで綺麗になっていた。 釜山の宿は迷ったけど、探すのもめんどくさいのでいつものアロマホテル。今回はインターネットがついていないので、ミストシャワーがついている。 夕食は映画館のすぐ隣でテジクッパ(豚汁)を食べる。 もちろん釜山に来た以上は映画を見に行かなくちゃ。 時代劇が派手でいいやと思って「サンファチョブ(露花店)」を観る。二枚目俳優で人気を二分するチョ・インソン、ジョ・チンモそれと「朱蒙」で薄倖の后の役をしたソン・ジヒョが出演。歴史物語と思いきや、三角関係の話でした。しかも、男色が絡むしかも濃厚ベッドシーンありの映画でした。日本ではいまだかって一般映画であそこまでの男色ベッドシーンはないので、もしかしたらそれを「売り」にしたら日本公開はあるかもしれません。もちろんそれだけの映画ではなく、真面目な映画ですが、傑作ではありません。(と、思います。台詞は分からなかったので感動的なシーンを見逃している可能性はあります) そのあと、クリスビークリームドーナツ店でコーヒーを飲みました。こんなドーナツを売っていました。日本でもこういう遊び心がほしいものです。 6,500(朝食) 198,000(電子辞書) 8,000(タクシー) 4,000(白飯) 6,700(間食)47,900(ソウル-釜山) 10,000(みやげ) 2,000(タクシー) 6,500(映画)5,500(テジクッパ) 4,300(コーヒー) 40,000(アロマホテル) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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