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カテゴリ:邦画(09~)
永井小巻31歳、バツイチ(の予定)、子持ち、資格なし、貯金なし。でも実家にまあ居候を認めてくれる実母はいるから、最低のセーフティネットは残っている。
そんな女性が「こんなニートな夫とは別れます!自立します!」との想いだけで働き出す。 監督・脚本 : 緒方明 出演 : 小西真奈美 、 岡田義徳 、 村上淳 、 佐々木りお 、 山口紗弥加 、 岸部一徳 、 倍賞美津子 小巻はいつもじーと考える。瞬発力はない。でも《直感》で動き出す。動き出したら止まらない。 彼女は確かにマイペースだ。男を振り回すタイプではある。でも、いくら店をたたむ事情があったとしても、建夫君の腰が引けたのは感心しない。店を一緒にやれなくても一緒に生きていく方法はあるはずだ。あれは《最後の夫婦喧嘩》を見て、たんに《こわくなった》だけだろう。それならば、小巻は選ばなくてよかった。 ホントにやっていけるの?映画が終わった今でも、正直心配です。確かに彼女の料理の才能はあるのだろうと思う。自分の才能をそうやって見つけることが出来たのは拍手したい。小料理屋の岸部一徳が最後に小巻に「条件がある」といったとおり(ネタバレになるので内容は言いません)に、最後までがんばってほしいと思います。わたし、昔からがんばる女の子(小巻は充分大人ですが、なんかまだ女の子という感じなんです)には弱い私です。最後、店の準備に丸々三ヶ月をかけている。そこに「大人の準備」を信じたい。けれども、オープン当日、15個しか弁当作っていなかったけど、それでホントに採算が取れるの?それで心配になって、原作のマンガをネットで買ってしまった私です。ところが、マンガのほうは「弁当屋をやる!」と決意したところで終わってしまっている。映画よりすすんでいない。 永井小巻、本当に自立できるんだろうか。心配です。映画的には、心配かもしれないけど、健気に立ち上がる「女の子」を描いて説得力ありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月10日 21時51分32秒
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