メリル・ストリープの表情のなんとまあ、ころころと変わることか。「ダウト」「ジュリー&ジュリア」あるいは「マンア・ミーア」この一年間で、色々と彼女の主演作を見てきたが、ぜんぶちゃんと役つくりをして、全部みごとに役になりきっている。そしてこの役は時に妻、女、母の顔になり、経営者の顔にも、少女の顔にさえなる。えらいものだと思う。
監督・製作・脚本 : ナンシー・マイヤーズ
出演 : メリル・ストリープ 、 スティーブ・マーティン 、 アレック・ボールドウィン 、 ジョン・クラシンスキー 、 ケイトリン・フィッツジェラルド
さて、友達と話をしていて、最後アダムは果たして「友達」としてやってきたのか、「恋人」としてやってきたのか、議論になった。(映画見ていない人は何のことかさっぱり分からないと思います。すみません)私はあの男の性格上、理性的に元夫との関係、彼女の性格、自分の性格すべて分かった上で別れをいったん言ったのだから、あれは単に友達、あるいは仕事上の付き合いとして来たのだと思った。もし、それだとしても「大人の恋の物語」として瑕にはならない、と思う。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る