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カテゴリ:洋画(09~)
1年前、釜山で観たときスター男優の濃厚な同性愛シーンに韓国俳優の覚悟をみました。今度はじっくり内容の吟味をしようということで、字幕つきのを見ることにしました。
監督・脚本 : ユ・ハ 出演 : チョ・インソン 、 チュ・ジンモ 、 ソン・ジヒョ 、 イム・ジュファン 時代は高麗の末期。高麗は大きく揺れていた。王は正体不明の刺客に命を狙われ、強大な権力を持つ国家・元からは政治的な圧力をかけられ続けていた。その圧力は後継者問題を巡り、更にエスカレートしてきた。そのため王は重大な決断を下すことになる。幼い頃から寵愛する護衛隊乾竜衛の隊長であるホンリムに、王妃との間に子供を宿すことを命じたのだった。王に対しては絶対でありながらも茫然自失となるホンリム、望まぬ交わりを拒めぬ王妃、そして国家を守るための自らの決断に揺れる王。それまでバランスを保ち続けていた3人の運命はその日を境に大きく狂い、国家も大きく動き始めていく(goo映画より)。 ウーム、釜山で見たのと印象は全く変わらない、残念だ。 字幕で見ても、うじうじ三角関係だった。今気がつきましたが、私の大好きな「マルチュク青春通り」のユ・ハ監督だったんですね。想いが伝わらない片思いを時代の中で描くというコンセプトは同じなんだけど、何しろ国を背負っている人たちが三角関係で悩むのと、現役高校生が悩むのとではやっぱり話が違う。監督はどうして歴史ものを撮ろうと思ったんだろう。 題名がどこから来るのか不思議だったけど、途中で歌った高麗の俗謡からとった訳ですね。それに大きい意味を持たせるならば、餅を上げた妃に一番の愛があったということになるのですが、話の中心はそうではない。最後の展開は字幕無しのときは判らなかったが、結局隊長は王様を相当愛していたと思う、お互い可愛さ余って憎さ百倍状態だったわけだ。女優(ソン・ジヒョ)の濡れ場演技にも敬意を表する。 結局誰にも共感できない普通の歴史文芸大作だった。観客はチョ・インソン 、 チュ・ジンモ目当ての女性ばかり。さぞかしあの濡れ場には居たたまれない思いをしたことでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月22日 12時06分41秒
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