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「運命の人 3」山崎豊子 文春文庫 「大野木です。最高裁から通知が届きました」? いつもと変わらぬ静かな声に、上告が認められたのかと体を乗りだしかけたが、大野木弁護士はそれから長い間、沈黙していた。 「先生ー」 「決定は上告破棄です」 「そんな!そんな馬鹿な」 沖縄返還密約事件を描くTBSの「運命の人」プロデューサーの瀬戸口克陽氏はこのドラマの本質に付いて「マスメディアも本来は闘うべきだったのに防戦一方になり、本質がすれたまま、男女の問題として展開していった。国民にとってもっとも大事なものはなにかという大きな視点に立つことは出来なかったのか。きちんと検証すべきだと思います」原発問題で、真実を自ら明らかにしようとしない政府や官僚らの姿に「40年経った今も、基本的構造は何も変わっていない」と語ります。(赤旗日曜版1月29日号) ? 第三話が終わった。弓成記者はあっさり逮捕された。これからしばらくあまり面白く無い裁判劇になるが、果たしてどのように料理するのか。? ? さて、第三巻は丁寧に裁判経過を追っています。判断は読者が出来るぐらいの材料は出ている。 TVの問題意識は良し、もう同じ轍は踏んで欲しくない。 「もっとも大事なことは何か」 沖縄の人々の命の問題である。 沖縄の人々の地方自治の問題である。 宜野湾市長候補の伊波洋一さんは、そのふたつを大事にする人だ。防衛局長が職務権限で圧力をかけようと、負けられない闘いではある。 そして、それを突きつめていけば必然的にアメリカのいうなりに、沖縄を犠牲にしようとする、琉球のときから繰り返し繰り返しつかわれる「捨て石」という位置づけ。これにきキッパリ、ノーという人が求められている。伊波洋一さんはそういう人だ。 │<< 前日へ │翌日へ >> │一覧 │ 一番上に戻る │ |