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ラッコの映画生活

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2007.06.16
XML
カテゴリ:アメリカ映画
SWIMFAN
John Polson
85min

*0.jpg

寸評:サイコ・エロチック・サスペンス・スリラーとしては、まあまあそこそこというか、暇つぶしになる程度だろうか。自分はエリカ・クリステンセン見たさで見た映画。

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少し前に『フライトプラン』を見たときに、アメリカ映画音痴のボクはジョディ・フォスターしか知らなかったのだけれど、乗員の1人を演じていた女優さんが妙に目に止まった。人は良さそうで優しそうにも見えるのだけれど、どこか一歩身をひいて他人を冷徹に見ているようで、女の色気を発しているようで、どこか醒めているようでもあり芯が強そうで、何でもない端役なのだけれど、兎に角何かオーラがあって、グラマーではあるのだろうけれど、やや太めでいわゆるスリムな美人女優さんというのでなく、不思議な魅力を感じました。主演のジョディ・フォスターを除けば、この映画の中でいちばん存在感を感じた人だった。それで調べてみたらエリカ・クリステンセンという人で、DISCASで検索したら他に出演作が3つあったのだけれど、他の2本は自分の見るような映画ではなさそうなので、この『プール』を見ることにした。

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ニューヨーク郊外か何処かの高校に通うベンは、水泳では次期オリンピックの有力候補なんて言われるぐらいで、優しく綺麗な恋人エイミーもいるし、周囲の友達にも恵まれているし、充実した幸せな高校生活を送っていた。ある日親がヨーロッパにしばらく行くということで、従兄のいるこの高校にマディソンという女子高生が転校してくる。ベンはロッカーの鍵を開けてあげて彼女と知合うのだけれど、気ままでエロっぽく、でも自分の中に籠るようで静かな彼女に何処か惹かれてしまう。彼女を車で轢きそうになって彼は送っていくのだけれど、帰ってみると車には楽譜の書かれた彼女の手帳が忘れられていた。そして泳げない彼女に泳ぎを教えたとき、彼女に迫られてベンはプールの中で彼女と関係を持ってしまう。

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このときベンは自分には恋人もいるし・・とか言うのだけれど、彼女の魅力と押しに負け、このときだけ一度きりということで関係をしてしまうのだが、その後何かとマディソンはベンに付きまとってくる。そんあことからベンは悩み、ちょうど名門大学からスカウトが来るというのをひかえていながら、邪念のために思うような成績があげられない。その上彼の周囲には色々な事件が起き始める。

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(以下ネタバレ)
バイトをする病院で誰かに患者に配る薬をすり替えられて患者は死にそうになり、責任を取らされてクビになったり、水泳のライバル選手がベンの指紋のついた野球バットで殺されて殺人を疑われたり、身に憶えはないのに禁止されているステロイド剤の使用が発覚して水泳生命を絶たれてしまう。まあそんなお話なのだけれど、サスペンスでもあり結末を書くのは控えよう。

*5.jpg

この映画は公開されたときアメリカでは「全米初登場第1位」ってことでヒットしたようだけれど、内容的には大したことはない。この映画、85分という短さだけれど、もっとじっくりベンと犯人の心理を描いていたらもっと面白くなったと残念だ。マディソンについて言えば親はヨーロッパに行ったということだし、他の女子高生と違って1人フォーマルっぽい服装で、奏するのもチェロでクラシック音楽だし、そういう彼女の特異な雰囲気をもっと描いてくれたら良かったと思う。死んだ同窓生の葬式の場面で彼女がしていたフォーマルな喪服にベールのついた帽子、ちょっとクラシックなスタイルの衣装なんか良かった。そういう意味で描き足りず、ちょっとガッカリ。あとは犯人がパトカーで護送されるシーン、銃声が聞こえるだけで映像では写されないが、安易に警官殺しを使ってしまうところもちょっと疑問だ。事件の内部に関わる人以外の死は描かない方が良い。不必要だから。あとは脚本にちらほら穴もありました。

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エリカ・クリステンセンは、ややわざとらしい化粧で登場させられているが、演技はあまり上手くないながらもある種の存在感はやっぱりあって良かった。ほとんどこのままのストーリーで良いから、フランス映画風にもう少し人物の心理を深く、たとえそれが浅薄な内容であっても、描いていたらもう少しマトモな作品になったかも知れないし、クリステンセンを楽しませてくれたかも知れない。

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Last updated  2007.07.31 23:26:12
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