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カテゴリ:Freude am Fahren
もう何年も前の話になるけれど・・・ ダイビングの仲間と伊豆へ潜りに行こうと言うことで 私の家まで車で迎えに来てくれた早朝のこと。 いつもなら、伊豆へ行くなら自分の車で1人出掛け、 現地集合って感じで潜っていたのだが、 その日は乗り合いで一緒に行きましょうと 仲間が我家まで迎えに来てくれた。 車の中にダイビング機材の一部を積みっ放しにしていたので、 荷物を仲間の車に積み替えるため少し離れた駐車場へ行くと・・・ あれっ?! いつもの場所に車が無い! 「会社に車、置いてきたかな?」 「どこか別の場所に車とめたっけ?」 「あれれ?・・・」 ・・・ そう、自動車盗難にあってしまったのだ。 あるべきところに、あるべきものがない・・・。 気が動転して、事態を冷静に受け止められない私。 とにかく頭が混乱してしまっていた・・・。 仲間が一言「警察呼んだ方がいいよ」と言う声で 我に返って携帯電話で110番を入れた・・・。 あの時は、何とか車両保険がおりて、 大損することは無かったけれど、 スペシャルチューンドカーだっただけに、 簡単に買い換えれば何とかなると言う物でもなく、 更に、あの出来事がきっかけで私のランクル生活は終わってしまった。 (狙われ易い車種に乗るって、普段安心できないし・・・) 今日のニュースで盗難RV車を横浜まで運び、 ロシアなどへ不正輸出していた 元輸出代行業者である47歳の女性のほか、 合計6人が逮捕されたと報じられた。 首都圏ではここ2年で約700台のRV車が盗まれているそうだが、 ロシアなどの気候や道路状況の悪い国へ輸出されるRV車の殆どは 大型のクロカン車が多くて、おまけに値段も高いものが多い。 向こうでも人気があるから、日本からどんどん盗難車が 不正輸出されちゃう・・・。 この間、テレビ番組の特番か何かで 自動車盗難で車両保険の払い渋りが問題になっていたが、 保険金の支払いが無かった人は一体その後どうしているんだろう? って思ってしまう。 私の時にも車両保険の掛け金が普通よりも多かったので、 かなり保険会社の調査が入り、なかなか支払いが決定しなかった。 幸いにも、私の車の場合には雑誌取材を受けたり、 専門店のカタログにも掲載されたりという形で、 車の価値を周囲できちん証明できたことと、 ちょっと旧型で車両盗難防止装置の付いていない車と言うことで 無事に満額支払いとなったのだが、 今から思えばラッキーな話だったのかもしれない・・・。 最近、保険会社が保険金の払い渋りで多いケースが、 盗難防止装置の付いている車だそうで、 保険会社の言い分は、盗難防止装置の付いている車は 所有者が手引きしないと盗めるわけが無いって考えるそうで、 所有者が怪しい・・・って考えるらしい。 自動車の車両保険を不正に請求する奴が居るから そんな風になってしまったらしい・・・。 保険金の支払いができないって通知書が 盗難にあったユーザーに届くそうだが、 その中に、この決定に不服だったら裁判してくれ! って書いてあるそうで、ホント、ナンセンスな話だ。 車両盗難があまりに多いので、 保険会社もやってられないって気持ちは解らないではない。 でも、何のための保険なの?って思ってしまうし、 そんなことをする保険会社って社会的信用を失ってるってことを 認識していないんだろうか?って思ってしまう・・・。 ある日、突然に愛車を失い、 更に追い討ちで掛けていた保険も下りないなんてことになったら・・・。 こうして警察の努力で窃盗団が逮捕されるって言うのは そんな人たちにとっては吉報になるのではないかと思う。 私の車だったランクル・・・ いま何処で走っているんだろう?気になるなぁ・・・。
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Last updated
2006.02.26 09:59:31
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