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元ロンドン新(米)所長→現ハノイ所長日記

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2011.02.23
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定例的に参加している勉強会で、今注目の、電子書籍に関する現状・課題・方向性などについて、大変詳しい専門家の方のお話を聞く機会を得た。

先ず、電子書籍市場は、アメリカが最先端で、物凄い勢いで急成長しているようだ。2008年が270%成長で、2009年が260%成長、2010年もペースは継続というから、これはちょっと半端(では)ない。それに比べれば、日本は、未だ、コンテンツ不足もあってか、それ程の勢いにはなっていないようだ。

私が、大変面白いな、と思ったのは、アメリカと日本の違い。どうしてアメリカではこれ程のスピードで普及しているのかだ。

もちろん、英語の方が日本語よりもデジタル化に馴染みやすいというのはある。それよりも、大きいのは生活様式の違いだ言う。

日本人は、いつ本を読むか、と聞かれれば、私自身もそうなのだが、通勤電車の中、というのが代表的だろう。つまりは、すきま時間に読むわけだ。一方、アメリカ人は、自動車通勤が一般的なので、電車で本を読む人は少ない。それよりも、彼らは2週間程度のバカンスを取って、静かなところで、読書でもしながらゆっくり過ごす、というう人が多いのだ。となれば、従来であれば、20冊くらいの本をカバンに詰めてバカンスに出かけていたアメリカ人は、電子書籍リーダーがあれば、非常に便利なのだ。その一方で、電車の中で、ちょこっと読む(立ち読みのケースも多い)日本人には、紙の書籍の方が手軽でよいとも言えるのだ。

あと、書籍の売り上げがイギリスの2.5倍の規模である、読書大国のドイツで、普及が進んでいない理由も伺った。これも面白い。ドイツの本屋は規模が小さく、蔵書数も少ない代わりに注文すれば、翌日に届くシステムが普及しているらしい。また、そもそも、本探しなどを手伝ってくれる書店の店員さんは、ドイツ特有のマイスター制度で2年間の研修を受けたプロフェッショナルであり、本屋さんのプロフェッショナルサービスのレベルが違うのだそうだ。

まあ、色々書いたが、電子書籍は大変便利であることは間違いない。特に、私のような海外居住者にとっては、日本の書籍を購入するには、お金が2倍、時間が数十倍かかってしまう。それに、狭い家に住む日本人の読書家には、保存スペースの問題は結構深刻だ。今後、コンテンツの充実などに連れて、大きく発展することは間違いないと感じている。

う~ん。未だ書きたいことが一杯あるけど、長くなりそうだから、今日はここまでにしますね。続きは、また明日にでも。


お読み頂き有難うございます。ちょきスマイルダブルハート
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Last updated  2011.02.24 05:20:52
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