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カテゴリ:コーヒーの思い出
大学4年生になり卒業研究をしていた頃、研究室にもコーヒー道具一式を持ち込み、友人にコーヒーを飲ませていました。このころは、刺激を求めてコーヒーの濃度がだんだん濃くなっていた頃です。
ある時、コーヒーとお湯の量を間違えて、ものすごく濃いコーヒーができてしまったことがありました。あまりにも濃いため、一口飲んでもう十分という感じでした。ところが、普段はあまりコーヒーを飲まない友人が、なぜかこの日に限って、よりによってこの異常に濃いコーヒーを飲んだのでした。 彼は、普通のコーヒーだと思って飲んでいたようでした。濃すぎるので、そんなに飲まない方が良いと言ったときには既に手遅れでした。妙にテンションの高い状態になっており、「これはうまい」「くせになる」「もう一口」と言いながら、どんどん飲んでいきます。 そのうち、彼の体がふらふらして、千鳥足のような感じになってきたので、急性カフェイン中毒にでもなるのでは?とちょっと怖くなりましたが、結局、残っていたコーヒーも全部一人で飲んでしまいました。 コーヒーを飲み終わると、彼はふらふらになりながらも自分の下宿に帰ったようですが、その後どうなったかは知りません。3日後ぐらいに研究室に普通に出てきましたので大丈夫だったのでしょう。 コーヒーで酔っぱらった人を見たのは、これが最初で、たぶん最後になると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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