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テーマ:珈琲井戸端会議(676)
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日頃からフレーバーコーヒーさんのサイトには大いに勉強させていただいていますが、
ぼくは未だにフレーバーコーヒーさんの珈琲を飲んだことが無く、 購入しようと思いつつ、月日が流れています。 そのような中で、ときどきブログに書かれている「櫻マジック」が気になり、 フレーバーコーヒーさんのリンクページをたどっていくと、 「さくらマジック」の櫻珈琲さんが静岡にあることがわかりました。 櫻珈琲さんの師匠はフレーバーコーヒーさんで、リンクページには 弟子が先生を追い越したとも書かれていて興味をそそられます。 先日、たまたま静岡に用事がありましたので、 機会を逃さずに櫻珈琲さんにも行ってきました。 自宅を改造したというお店は、住宅地の中にあって場所がわかりにくいのが難点ですが、 ウェブページの地図に書いてあるとおり、静岡鉄道の桜橋駅で降りて トヨタカローラを目指して行って左折すると、迷わずにたどり着けました。 お店で珈琲を試飲したときの第一印象は、「懐かしい味」でした。 自分が珈琲に懲り始めた頃を思い出しました。 肝心の「櫻マジック」ですが、 ウェブページの説明にあるとおり 「炊飯の火加減に沿った焙煎方法」だそうです。 これ以上は適当にはぐらかされて、(さすがに企業秘密ということだと思いますが) 詳しく教えてもらえませんでした。 ぼくは自分では珈琲豆を焙煎しませんので、聞いても理解できなかったでしょう。 美味しい珈琲が飲めれば、それで十分です。 試飲では松屋式ドリップも実演していただき、充実した時間を過ごせました。 ありがとうございました。 お店ではストレートの珈琲豆を100gずつ5種類購入しました。 櫻珈琲さんで直輸入しているというアンティグア(グァテマラ)も 購入する予定でしたが、買い忘れました。次回の楽しみにしておきます。 珈琲豆は、どれも鮮度が良く、櫻マジックでふっくらと焼けていました。 自宅に戻ってから、ハリオの円錐ドリッパーで80~85℃ぐらいのお湯で 普通に抽出したときの感想です。 コロンビア 香りが良く、やわらかい酸味と滑らかな油分があり、 コロンビア特有の陰影の深いコクもしっかりしていて、 雑味が無くクリア、後味はほのかに甘くスッキリしていました。 豆が持っている可能性がのびのびと解放されているようなコロンビアでした。 他の珈琲も豆の個性がしっかりしていて期待以上の珈琲でした。 味の感じ方や好みは、(特に珈琲は)個人差が激しいので、 自宅で淹れてみたときに、たまたま惹かれた点だけメモしておきます。 ブラジル ブラジルの味+酸味がほのかな甘味で丸い印象 モカマタリ モカの味+とろみ感のあるコク アデラ キリマンジャロの味+しっかりしたコクとほのかな甘味 ゴールデンマンデリン マンデリンの味+ふわりとした柔らかい口当たり ここまで書いてから、櫻珈琲さんが何気なく言っていたことを思い出しました。 『ときどき櫻マジックを忘れることもあるんですよ。』 名人に定石なし 定石は覚えて忘れろ 自然に珈琲が美味しくなるように焙煎できてしまう境地に達せられているようです。 最後に、お店のパソコンでぼくのブログを見ていただいた後で、 なぜか熱心に薦められた電脳六義園通信所のサイトにリンクさせていただきます。 写真が素晴らしいとのことです。 自分のブログのいいかげんな写真を少し反省しています。 少し飲んで85gぐらいになったコロンビアです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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