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テーマ:珈琲喫茶店めぐり(196)
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年末に埼玉県の実家に帰省したときに東京近辺の珈琲店を訪問するのが
恒例になっています. 今回は babi-yarさんのCoffee Concierge を参考にして 晩秋さんに行ってみました. JRの上尾駅からバスで市民体育館入り口まで移動.バス代170円. バス停からお店に向かって歩いていくと, 珈琲の香りが漂ってきてお店の場所がすぐにわかりました. お店ではCOE1位のホンジュラス ドン・アマードと, その他に通常の珈琲を3種類それぞれ100gづつ購入. 250g以上珈琲豆を購入すると,珈琲を1杯無料で飲めるということで, エルサルバドル サンタエレナを飲みました. 晩秋さんは,フレンチプレス抽出のお店です. 自宅以外でフレンチプレスで抽出した珈琲を飲んだのは,これが初めてでした. テーブル席で待っていると,プレスの抽出器具に入れられた珈琲と砂時計が 運ばれてきました. 砂時計で3分経過したら,自分で上端のバーを押し込んで 珈琲カップに注いで飲む方式でした. 個人的にはフレンチプレスは,珈琲の粉っぽさが気になり好きではないのですが, このとき飲んだエルサルバドルは粉っぽく感じることもなく, ドリップした珈琲のような感覚で飲めました. 飲み始めはさわやかな印象で,後味がフルーティな珈琲でした. このさわやかさが青りんごの風味と言われればそのように感じました. 自宅では,ハリオの円錐ドリッパーとペーパーフィルターで抽出しています. ペーパーフィルターでも,小さい穴をあけるだけでオイル感のある珈琲が抽出できます. 特に,プレス抽出のために焙煎された珈琲は,穴あけ法によるペーパードリップは 効果的だと思います. (一方,ペーパードリップのために焙煎された珈琲は,穴あけ法で抽出すると オイル感が増すメリットは少なく,味がぼけてしまう傾向があるようです.) 晩秋さんはプレス抽出のお店なので,今回購入した珈琲は,自宅ではペーパードリップの穴あけ法で抽出しました.簡単な感想などは以下のとおりです. ホンジュラス ドン・アマード(COE1位) 購入当初は華やかな香りで,日が経つにつれて やや陰のあるような単一のフルーティな香りが強くなってきました. (これがカシスの香りなのかぼくはカシスを知らないので不明です.) 揮発性の成分が豊富なためか口のなかがさわやかになる感覚もあり 分析的に飲むと複雑多様な味が感じられ 珈琲と言うようりも新種の美味しい飲み物を飲んでいるようでした. ブラジル カピンブランコ(中深煎) やや粘りのある感じの甘みに,カカオや木の実のような風味が感じられる 愉悦感のあるブラジルでした. ザンビア テラノーバ(深煎) ほろ苦く甘みが間接的な印象. 余韻に複雑な感じがでているかのよう. エチオピア・モカ イルガチャフェ(中深煎) 鋭角的なモカフレーバーが豊かで甘みも豊富. 個人的にはジャスミンの香りを苦手にしています. 数年前にしげとし珈琲さんで何度か購入したモカイルガチェフは,ジャスミン系の香りだったため 「イルガチェフ=ジャスミンの香り」と思い込み,イルガチェフは敬遠していました, しかし,晩秋さんのイルガチェフはどんな仕上がりになっているのか興味を持ち, あえて購入して正解でした.ジャスミン系の香りも感じられるものの, 飲んでみると柑橘系?と思われる酸味があり, 個人的に記憶しているモカのイメージに近い味でした. これでイルガチェフに対する苦手意識を修正できました. 数年前のジャスミン系の香りが強めにでていたしげとし珈琲さんのイルガチェフも, かなり高品質なモカだったので,飲めたことは今では貴重な経験です. 今回購入した珈琲は,どれもスペシャルティコーヒーの特性が過不足なく ストレートに表現されているようでした. 一通り購入した珈琲を飲み終わったところで,購入しなかった ニカラグア COE2位 モンテ・クリスト が気になってきました. 晩秋さんでは珈琲豆250g以上購入で1杯無料ですが,COE2位のニカラグアは100円追加でした. このためお店では条件反射的に無料のエルサルバドル サンタエレナを選択してしまいました. 冷静に判断すれば追加料金でもニカラグアでした. 豆を購入したときにマスターが言っていた「COEのニカラグアは100円追加です」が頭の中でリピートされています. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 4, 2011 04:53:45 PM
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