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現在、日本の情報関連投資は(計算の仕方によっては)年間24兆円にのぼるといわれます。
この巨額の投資は、果たして意味のある投資となっているでしょうか? つまり、掛けた費用以上の御利益をもたらしているでしょうか? 企業の場合であれば、投資に見合う利益が出て、顧客・従業員・株主・社会に対して価値を提供するようになっているでしょうか? 政府(国と地方自治体)の場合であれば、国民・住民の総合的な福祉の向上に貢献しているでしょうか? それとも、一部の公共投資のように、関係業者が儲かるだけで、むしろ国民や住民の生活の質に対しては負の影響を与えるような投資となっていないでしょうか? そもそも、民間部門にしろ公共部門にしろ、情報投資の効果はきちんと測定されているのでしょうか? どのような条件のときに、情報投資は効果を生みだすのでしょうか? これの問題は、営利企業から、政府・地方自治体や公的機関、さらには教育機関・医療機関・文化機関・NPO など殆どすべての組織にとって、ガヴァナンス上重要な問題です。 これらの情報投資を巡る諸問題は、経営情報学会(www.jasmin.jp)の主要テーマの一つでもありますが、このサイトでは、関連テーマを考えていきます。 [全54件]
twitter も始めました。 それほど頻繁に tweet はしないと思いますが。 http://twitter.com/Masaaki_HIRANO 最終更新日時 2010.02.18 23:04:52
かなり長い間更新を怠っていましたが、今後は下記のブログに移行してきます。 テーマは、IT投資に限らず、組織一般についてなるべく実証データに基づいた話をしていきたいと考えています。こちらは、もう少し真面目に更新するつもりですので、よろしくお願いします。 http://www.hirano.net 最終更新日時 2010.02.18 23:02:42
ダイヤモンド HBR 9月号に寄稿しました。 「組織IQの経営」特集で、フィーチャーアーティクルの先頭です。 IT投資だけでなく、人的投資のリターンも、組織IQによって大きく規定されていることを、実証データを基に主張しています。 機会があったら目を通してみて下さい。 最終更新日時 2008.09.22 16:35:33
本日の日経「経済教室」に、寄稿しています。 内容は、人的投資のリターンが組織IQによって大きく影響されるという実証研究の紹介です。 このフレームワークは、IT投資のリターンが組織IQによって大きく影響されるという、実証研究で使用しているもので、人的資源など、IT以外の経営要素についても組織IQが重要であることを明白に示しています。 最終更新日時 2008.07.10 21:39:20
IT関係の学会も、(学術面だけでなく、実用面でも)社会に貢献しようという動きが少しずつ出てきている。来月2日は、ITの利活用をテーマとする学会で最大の経営情報学会と、情報技術そのものをテーマとする学会で最大の情報処理学会が共同で、「ITによるビジネス価値の向上」というシンポジウムを開催する。現在では、余りに多くの無駄なIT投資が行われていて、(ITベンダーは良いだろうが)日本経済全体としては大きな被害を受けている、正しくIT投資が行われれば日本経済はもっと成長潜在力があるはずなのである。関連分野の第一人者が講演をするが、参加は無料であるので、是非来聴されたい(因みに、私もパネル討論に参加する)。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 学会連携シンポジウム 『ITによるビジネス価値の向上』 経営情報学会 情報処理学会ソフトウェア工学研究会(SIGSE) ------------ 今年3月に、アムステルダムでIEEE Computer Societyの主催による、Equity2007 (Exploring Quantifiable IT Yields 2007)が開催されました。この会議の開催主旨は、ITによるビジネス価値の向上について、「ソフトウェア工学」と「情報システム学」という、ITに関連した2つの学問分野の交流を図るというものでした。このような会議が開催された背景には、内部統制に関する関心の高まりがあるようです。 これを受けて、わが国でも、ITに関連した学会同士の連携により学会の社会的価値・貢献の向上を目的に、経営情報学会と情報処理学会ソフトウェア工学研究会(SIGSE)との共催により、『ITによるビジネス価値向上』というテーマで、シンポジウムを開催することになりました。 情報システム学からは、プロジェクトレベル、企業レベル、セミマクロレベルの3つの異なる粒度から、IT投資対効果やITの効果的な活用の仕方をテーマに3つの報告があります。一方、ソフトウェア工学からは、ファンクションポイントやソフトウェアメトリクスに関する報告が、同じく3件予定されております。報告者の方々には、各分野の概説と、研究あるいは実務の現状と最先端はどうなっているか、何がいまホットイッシューか。そして、世界の中で、誰があるいはどのグループが、その分野をリードしているか、などについてお話しいただくことになっております。 最後に、これらのご報告を踏まえて、ITをどのように活用すればビジネス価値を向上させることができるのかについて、『ソフトウェア経済学』を提唱している(株)いち一の大槻繁氏、要求工学に詳しい(株)NTTデータの山本修一郎氏、IT投資対効果について組織の観点から研究している、早稲田大学の平野雅章教授をパネリストにお迎えし、ディスカッションを行う予定です。 今後のIT利活用について考える上で、エポックメイキングな会議となるものと思われます。どのようなIT投資を行えばよいのか頭を痛めている実務家の皆さん、ITの効果的な活用について研究している大学人の皆さん、奮ってご参加ください。 記 日時:平成19年11月2日(金) 第1部(シンポジウム) 10:00~17:00 第2部(懇親会・情報交換会) 17:30~19:00 会場: 第1部 明治大学駿河台校舎 リバティタワー内リバティーホール 〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 駿河台キャンパスリバティタワー http://www.meiji.ac.jp/campus/lt/index.htm 第2部 懇親会・情報交換会 明治大学駿河台校舎リバティタワー23階「サロン紫紺」 参加費: 第1部 無料(第1部のみの参加も可能です) 第2部 4,000円 スケジュール: 10:00 開会の辞 10:10 趣旨説明 10:30 報告1 プロジェクトレベル(武蔵大学 松島桂樹 教授) 11:00 報告2 企業レベル(経済産業省商務情報政策局情報政策課長 鍛冶克彦 氏) 11:30 報告3 セミマクロレベル(九州大学 篠崎彰彦 教授) (12:00 休憩) 13:10 報告4 IT戦略論(情報処理推進機構SEC所長 鶴保征城 氏) 13:40 報告5 FP((株)エクサ 児玉公信氏) 14:10 報告6 ソフトウェア工学(東京大学 玉井哲雄 教授) (14:40 休憩) 15:00 パネルディスカッション パネリスト: 大槻 繁 氏((株)一)、 山本修一郎 氏((株)NTTデータ)、 村上敬亮 氏(経済産業省) 平野雅章 教授(早稲田大学) ファシリテータ: 飯島淳一 教授(東京工業大学) 16:50 閉会の辞 主催:経営情報学会、情報処理学会ソフトウェア工学研究会(SIGSE) 協賛:AIS(Association for Information Systems),日本情報システムユーザ協会(JUAS), (社)情報サービス産業協会(JISA),日経コンピュータ誌,日経情報ストラテジー誌,技術評論社,日科技連出版社,翔泳社 参加希望の方は, equity@is.me.titech.ac.jp 宛てに、10月26日(金)までにご氏名,ご所属,メールアドレス,参加希望のセッション(第1部,第2部)をメールにてお知らせください。また,お問合せも,同じアドレス宛てにお願いいたします。 最終更新日時 2007.10.18 03:13:35
タイトル名の本を日本経済新聞出版社より出しました。 ![]() 情報投資(IT投資)の効果は、経済全体レベル(マクロレベル)では生産性の向上として測定されていますが、企業レベル(ミクロレベル)では必ずしも測定されていません。実証研究と称するものも、その多くは効果を(担当者/アンケート回答者の)主観で測定していて、企業業績のような客観的な効果を測定している実証研究は殆どありませんでした。 本書は、著者と共同研究者による日本企業のIT投資と企業業績についての客観的データによる実証研究を基に書かれています。学術論文・学会発表のレベルのデータ分析の結果を、ビジネス人の方々に分かり易く説明することを目指しました。 主なポイントは、 (1)IT投資と企業業績との間には緩い相関関係が見られるが、バラツキ(分散)が大きすぎて、IT投資以外の要因で企業業績を説明する必要がある。 (2)組織能力が高い場合には、IT投資と企業業績との相関が高く、IT投資のリターンを期待できる。 (3)組織能力が低い場合には、IT投資と企業業績との相関は見られず、回帰線を引くと右下がりになる(IT投資をすればするほど業績が落ちる)場合が多い。 (4)組織能力は「組織IQ」という尺度で測る。 (5)「組織IQ」の向上法 などです。 企業におけるERPなどのIT投資が必ずしも効果を上げていないと感じられている方々は、是非手にとって読んでみてください。IT投資のリターンが上がらない理由が分かり、リターンを向上させるための重要なヒントを得られます。 最終更新日時 2007.08.30 18:21:09
3月22日に、日経BP社の「IT Trend 2007」で、4月17日に、フライシュマン・ヒラード・ジャパン社とクロール社による「クライシス・リーダーシップ・セミナー」で、それぞれ特別講演をしました。 抄録の URL は、それぞれ4月1日と4月17日の記事にありますので、ご興味の向きはご覧下さい。 最終更新日時 2007.05.02 13:47:38 |一覧| |
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