999170 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

サイド自由欄

カレンダー

コメント新着

バックナンバー

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2009.05.06
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
ゲリョス 「…………ガ…………カ……」
ヒプノック 「……ひでぇ……頭のクリスタルが……」
ガルルガ 「ちっ……ヒプノック! ゲリョ公のケツ持て。ここを出るぞ」
ヒプノック 「……あァ。人間どもめ……狂ってやがる! 毒ガスに爆弾だとォ……デンジャラス過ぎるぜ!」
ガルルガ 「…………許せねェ……戦うことさえもしねぇのか……!」
ゲリョス 「………………」
ヒプノック 「ブラザー! ゲリョ公が……」
ガルルガ 「気絶しただけだ。とにかく、毒ガスに、人間がいねェなら処置がねェ。ゲリョを救護隊に連れてくぞ」

ヒプノック 「…………? ……!」
ガルルガ 「……?」
ヒプノック 「…………おい、ガルルガ……俺らァ、どうやらハメられたみてぇだぜ」
ガルルガ 「あん? 寝ぼけたこと……言ってんじゃ…………」
ヒプノック 「何か聞こえるぜ……Oh,Sit! こりゃ、人間のアレだ……」
ガルルガ 「アレ……? まさか……! ……奴ら、俺らを最初ッから誘い出すつもりだったのか……!!」

ヒプノック 「ありゃぁ……竜撃槍……! しかも、動くように車輪がついてやがる……」
ガルルガ 「こっちに来る……しかも、乗ってる人間! 奴ら、マスクをつけてやがる!! 自分らは安全なのか……!」
ヒプノック 「ど……どうすんだ! こっちに来るぞ! オレ達ァ竜じゃねぇ! あんなの受けたら、一発でお陀仏だ!!」
ガルルガ 「……ちぃぃ!」

ガルルガ 「(ゴゥッ!!)」
ヒプノック 「……! ブラザーの火の玉でも……傷がつかねぇ! 人間ども……あんな奥の手を隠してやがった!!」
ガルルガ 「はぁ……はぁ……駄目だ……毒で、体が痺れてきやがった……」
ヒプノック 「Very,シット……俺もだ……逃げるぜ、ブラザー……」

ガルルガ 「……俺ァ……逃げねェ……」
ヒプノック 「何アホ言ってんだ! あんな戦車には、俺達みてぇなスモールバードはかなわねェ!」
ガルルガ 「……ここで逃げたら……正真正銘のアホになっちまう。かかさまにも顔向けができねぇ……!」

ヒプノック 「ブラザー! ヘイ! 待てよ!!」
ガルルガ 「てめぇらなんぞに……くそ人間なんぞに……俺らが負けるか! こんな卑怯くせぇ手で、やられてたまるか!!」
ヒプノック 「無茶だ! あんな大きさの竜撃槍にゃ、とてもかなわねェ!」
ガルルガ 「うおぉぉおおお! (ゴウッ! ゴウッ!)」
ヒプノック 「……駄目だ! イッツソーナンセンス! 効いちゃいねェ!!」
ガルルガ 「まだだ……乗ってる人間を殺しゃァ止まる!! (バサァッ!)」
ヒプノック 「ブラザァァ!」

ガルルガ 「死ねェ! くそどもがァァァ!(バサァ! バサァ!!)」
ヒプノック 「(パシャァァ!)ガッ……! 閃光玉を投げてきやがった!」
ガルルガ 「ギャォォォォ!! (ズゥゥゥゥン!!)」
ヒプノック 「……! 直撃か! ブラザーが撃ち落された! あのままじゃ踏み潰されちまう!」
ガルルガ 「ガ……くそ……畜生……! 目が……目がッァ!」
竜撃戦車 「…………(ガラガラガラガラ)」

××××× 「グォォォォォ!!!(ズシン!)」
竜撃戦車 「……!!(ズズズッ!)」
ヒプノック 「! 何か飛び出してきやがった……ありゃあ……!」
グラビモス 「何してるガキども! 下がれェェ! (ズシン! ズシン!)」
竜撃戦車 「……! ……!」
ヒプノック 「す……すげェ! 戦車を一匹で押し戻してやがる!」
グラビモス 「卑怯者どもがぁぁ! くたばれ! くたばれやァァァ!(ズシン! ズシン! ズシン!)」
竜撃戦車 「! ……! ……!(ズズ……ズ……ズズズ……)」

ヒプノック 「……! オヤジィ! 危ねェ!!」
グラビモス 「っつぉらぁぁぁぁ!! しゃらぁぁぁ! (ズシン! ズシン!)」
竜撃戦車 「(キュラキュラキュラキュラ)」
ガルルガ 「……ッ……卑怯な手ェばっか使いやがって……くそどもが……」
グラビモス 「ガキィ! 邪魔だ下がれえぇぇ!」
ガルルガ 「グラビモス!? っざけんなァ! 俺ァてめぇらの助けなんざ……」
竜撃戦車 「(キュラキュラキュラ…………ジャギィィィィン!!!)」
グラビモス 「っうおお…………お…………」
ガルルガ 「………………ぁ……?」

竜撃戦車 「(キュルキュルキュル……)」
グラビモス 「……が……ぁ……」
ヒプノック 「(オヤジの体を、何本も槍が……)」
ガルルガ 「あぁ……? あ……」
グラビモス 「っごはッ! ガ……っぁ……(ズゥゥゥゥン)」
竜撃戦車 「……(ガラガラガラガラ)」
ヒプノック 「(向かってきやがる! オヤジの攻撃でも、まだ壊れねェのか!!)」
ガルルガ 「あ……? は…………何だ、これ……」
グラビモス 「………………」
ガルルガ 「おい、グラビモス……何寝てンだ? ここァ、敵の本拠地だぜ……?」
グラビモス 「………………」

グラビモス 「………………」
ガルルガ 「……畜生! 畜生ォォォ!!(ゴゥッ! ゴゥッ!)」
ヒプノック 「駄目だブラザー! マジに逃げるんだ! この戦車パねェ! まじパねェよ!」
ガルルガ 「くそが! くたばれ……くたばれぇぇ!(ゴウッ! ゴウッ! ゴウッ!)」
竜撃戦車 「……(ガラガラガラ……キュラキュラキュラキュラ)」
ヒプノック 「ブラザァァァ! また槍ィ出すぞ! 避けろ!!」
ガルルガ 「逃げねェ……俺ァ逃げねェ! 俺は戦士だ! 戦士のはずなんだ!!」
竜激戦車 「(キュラキュラキュラキュラ)」

ガルルガ 「俺達は勝ってた……勝利は、もう目の前のはずだ! こんなゲスども、蹴散らせる……やれるはずなんだ……」
ガルルガ 「(くそ……くそ! 何で壊れねェ! 鋼鉄でできてやがるのか……)」
ガルルガ 「(でけぇ……周りの民家をなぎ倒して……突き進んできやがる!)」
ガルルガ 「(かかさま……)」
ガルルガ 「(いや……俺がやる。止めてやる! 俺一人でやれることを証明するンだ!)」
ガルルガ 「(ガン黒の力は借りねェ……かかさまの力も借りねェ……! 俺は戦士だ! 立派な、一人前の戦士だ!!)」

ガルルガ 「っがああああ! (バサァッ!)」
ヒプノック 「やめろォォォ!」
竜撃戦車 「(キュラキュラキュラ……ジャキィィィィン!)」
ガルルガ 「(ドズッ!)ギャァァァアア!(ズゥゥゥゥン)」
ヒプノック 「ひっ……顔面……直撃……」
ガルルガ 「耳が……俺の、耳……耳が……耳がァァァ!!!」
竜撃戦車 「(キュルキュルキュル……ガラガラガラガラ)」

竜撃戦車 「(ジャコ、ジャコ、ジャコ、ジャコ)」
ヒプノック 「はは……嘘、だろ? 中から、大砲かよ……あんなにたらふく出してよ……」
竜撃戦車 「(ギギギ……)」
ガルルガ 「はぁ……はぁ……ぐっ……く……くそが……」
ガルルガ 「(くそ……耳が片方聞こえねェ……吹っ飛ばされたのか? 槍に……!)」
ガルルガ 「(毒で……体も痺れて…………く、苦しい……)」
ガルルガ 「卑怯だ…………」

ガルルガ 「卑怯だ……! 卑怯だ! 卑怯だ! 戦えェェ!!!」
竜撃戦車 「………………(ギギ……)」
ガルルガ 「降りてきて、俺らと戦えェェ! サシなら負けねェ! 出て来い! 降りてきやがれぇえぇ!」
ヒプノック 「(ブラザーはもう駄目だ……殺られる……!)」
ヒプノック 「(……! この地鳴りは……Oh,My,Godness!! 奴らだ!」
ヒプノック 「間に合ったァァ!!」
ウカムルバス 「そぉぉぉぉぃい!!(ズシンズシンズシンズシン)」
アカムトルム 「っっっしゃぁぁぁぁ!!(ズシンズシンズシンズシン)」

ウカムルバス 「行くわよォキバ代!」
アカムトルム 「オーライよぉ、アゴ美ィ!」
ウカムルバス 「愛と!」
アカムトルム 「涙の!」
オカマ二人 「トゥインロォォォド!(ズゥッシィィィィン!)」
竜撃戦車 「……!!!(ズズズズズズズ)」
ヒプノック 「すげぇ!! あんなに遠くに押し戻した!!」

アカムトルム 「はぁ……はぁ……アゴ美、何コレ!?」
ウカムルバス 「分からないわ……でも、とても不気味なモノであることは間違いないわ……」
竜撃戦車 「(キュラキュラキュラ)」
アカムトルム 「……! 何かやらかすつもりよォ!」
ウカムルバス 「さぁぁせないわよーぅぅ! アゴクラッシュゥゥゥ!(ズゥゥン!)」
竜撃戦車 「……!!(ズズズ)」
ウカムルバス 「……ッ、硬いわ……ドラグライト鉱石で、全部を覆ってる……!」
アカムトルム 「! アゴ美、危ない!」
ウカムルバス 「……!」
竜撃戦車 「(ジャッキィィィィン!!)」

次回へ続きます

イャンクック 「旧沼地で人間を拾ったんだが」 目次へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009.05.26 13:25:17
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.