|
Shopping List
カテゴリ:■ニュース
さて、たまには議題を変えて・・・。
今日、ソフトバンク社(以下SB社)の株主総会があって、 エネルギー事業進出のため、定款変更の議案が承認されたそうですね。 「なぜ、携帯から電力!?」と思いましたが、 よく考えたら資本力があるなら、絶対に参入すべきマーケットですね・・・。 ほとんどノーリスク・ミドルリターンなビジネスですから。 ↓こちらの通り、本来、太陽光発電は高コストです。 http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1012.html それでも欧州はじめ、日本などの先進国で 多少なり一般家庭等で導入が進んでいるのは、政府の補助金があるからです。 (それでも「元を取る」のに約10年はかかるため、浸透のペースは遅い。) 簡単に言うと、太陽光発電器の導入時、発電した電力の買取で、補助金が出ます。 つまり、元を取るのに10年かかるが、逆に言うと補助金がある限り、 10年で投資回収ができて、それ以降は得をする仕組みになっているのです。 先日、孫社長は菅総理大臣と1on1で対談して、事業会社の発電する電力も、 「全量買取」するような制度を作るように働きかけたそうです。 この制度が成立することで、「発電」が成功確率の高い事業になるのです。 (制度不成立でもSB社が参入するなら、それは正しく「損(孫)しても正義」。 彼は慈善事業家としても後世に名を残すことでしょう。) ちなみに、高く買い取った電気は、我々が高い電気代を払って使うわけですね。 通常の電気より高く買い取った分は、電気代に上乗せされますから。 例えるなら、我々は砂漠に住んでいて、オアシスの湧水量が減ってきている。 そこに、最新鋭の水の製造設備がやってくる。 1?製造するのに、200円も300円もするけど、買わないと死んでしまうし、 何より、言い値で買い取ることが法律で義務付けられている・・・そんな感じ。 しかしながら、10年後、20年後を見据えれば、クリーンエネルギーへの転換加速化、 太陽光発電等の再生エネルギー技術の進化の促進にはなるでしょうから、 社会的価値も高い決断とも思います。 まー、その前に目先の電気が足りず、経済が悲鳴を上げる可能性もありますが・・・。 結果は神のみぞ知ることでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 24, 2011 11:59:40 PM
コメント(0) | コメントを書く 【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|