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テーマ:駅(42)
カテゴリ:地下鉄・乗り物小噺
![]() 今日の新聞ではクレメンスが息子の野球で審判にひまわりの種を口からプッとして、退場をさせられた・・と書いてありました。サインを頼まれていて、息子のアウトになる雄姿を見れなかった・・と言っていましたが、大人気ないですねぇ。 野球のある日はソワソワしながら一日過ごすのですが、今日は早々にスペイン語の文法書を買いにチェルシーまで行ってきました。東の方に平行移動するとユニオンスクエアとかNYU(ニューヨーク大学)の旗も出てきます。 Aトレインで14st駅で降りるのですが、この駅、とてもかわいいんです。デジカメの画像、好きで勝手に載せるのですが、今回だけはぜひ見せたくてタイトルにも入れてしまいました。見ていただいてありがとうございます。 わかりますか?改札口のところではメトロカードを通さないで中に入ろうとする乗客にポリスが怒っていたり(左)、ワニがマンホールから出てきて食べられそうになっていたり(右)・・・。これはTom Otternessさんの作った"Life Underground"という作品の一部です。ホームから階段、手すり、はたまた地上に出たエレベーターのところにもこの子たちがいます。なせが顔は書かれておらず、$(ドルマーク)が刻んであります。 ニューヨーク市内で生活するには地下鉄は切っても切れない必需品です。一回乗るのに2ドル。2ドル払えば永遠に地下鉄に乗っていられます。地下鉄とバスは24時間運転なので、ホームレスの人からブロードウェー帰りの奥様から、演奏家まで、いろんな人がこの地下鉄を利用しています。見たことは無いのですが、NYの地下鉄をテーマにした映画もあるとか・・。昔、ジュード・ロウなどが監督したイギリスのメトロのオムニバス映画は見たことあります。「チューブテイル」といった気がします。 本当にオムニバス作品ができるほど、地下鉄は人間ウォッチャーの私には欠かせない時間です。 以前、地下鉄のトイレはひどい・・と書きましたが、本当に入るものではありません。 私の初一人NYは昨年2003年10月20日でした。JFK空港からスーツケースをひき、Aトレインでどんどこワシントンハイツを目指しました。通常最寄の駅までは65分で着くのです。その辺を逆算して、家に着いたらトイレに入ろう・・と電車に乗りました。丁度、マンハッタン目指してイーストリバーを渡っているときに、急に地下鉄が止まりました。地下鉄が急行待ちとか線路の切り替えなどで止まることはよくあります。最初はブレイクダンスを踊っていたり、陽気に手拍子をしたりしていたのですが(注 地下鉄の車内ではダンスも音楽かけることも本当はダメです。)、30分経っても動かないので、妙な空気が流れ始めました。アナウンスで説明もなく、し~んという静寂の中にイライライライラという、言葉にできないオーラがそこかしこから伝わってきました。水中なので、携帯の電波も通らず、仮に外に出ても、延々トンネル内を歩くしかないのです。結局1時間電車は止まりました。動き出しては止まり・・が続き、いよいよ私の生理現象も我慢できなくなってきました。いろいろ違うことを考えたり、「なごり雪」を頭の中で歌ったりして気を紛らせていたのですが、50st駅に着いた段階でアウト。スーツケースを持って、駅のトイレに入りました・・が・・入るものではない有様でした。それからは地下鉄で何が起きるかわからないので、必ず、トイレに入って外出します。 最近は駅のトイレは、事件にならないように、クローズしていたり、係員の見える位置のトイレだけ使用可にしているようです。 ちなみに地下鉄が1時間止まった理由は・・・ 前を走っていた電車に高校生が二人よじ登り、「マトリックスごっこ」といって、走っている電車の上を歩いていたそうです。おかしい~って!!一人が転落し、電車に轢かれたそうです。来て早々がこの事件でした。 UNDERGROUNDで何が起きているかわからないのがニューヨークです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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