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カテゴリ:感覚で楽しむア~ト
今日はスペイン語の授業がお休みで、久し振りに午後、自由な時間が持てました。前から見たかったエキシビジョンを目当てにMoMAに行ってきました。今日は金曜日なので、なんとしても16時前には入らないと混むなぁ・・と早歩きで仕事場から歩いていきました。
"Constructing the Contemporary Landscape"というエキシビジョンが今月16日まで6階の特設展示場で行われています。簡単にいうと、世界の都会における緑地化計画の展示です。ビルに囲まれている都市、沼が中心にある都市、海沿いにあって建設地としては悪条件の中での都市・・そういったところの都市開発の様子をビデオや模型、設計図などで展示しています。 私は模型とかドールハウスなどを見ることが昔から大好きです。小学校のときは、アリの巣を横から見ることの出来る学研のキットが大好きでした。 マンチェスターやサンフランシスコ、バルセロナ、上海などの都市開発の様子が展示されていました。うっ・・日本は無いのかしら・・と思って歩いていると、ありました。しかもさいたま新都心のけやき広場 !思わず駆け寄ってしまいました。見ていた人たちも"Oh, wonderful!"と言っていました。けやき広場の模型を挟むように紅葉の秋と、新緑の初夏の二畳ほどのパネルが飾られていました。 私は日本で働いていたとき、入社から6年半埼玉支社でした。最初は大宮に、その後さいたま新都心(そのときは『さいたま支社』とひら仮名でした)、退社の頃はまたまた大宮・・と事務所が移転しました。けやき広場の前に事務所があり、昼に夜にとお世話になりました。 食い入るように模型を見ていたら「寄りかからないで!」とすごい勢いで警備のお姉さんに怒られました(苦笑)。たぶんガラスのケースにすごい勢いでしがみついていたんでしょう。。それでも離れない私に「日本人?」と聞いてきました。「私、この傍で働いていたの。こんなにすごいプロジェクトだとは知らなかったのぉぉぉぉ!!!!!!!!!もう、びっくりよぉぉぉぉ。ニューヨークで見られるなんて思わなかったのぉぉぉぉぉぉ!!!」と、随分迷惑な拝観者だったと思います。ごめんなさい。 "KEYAKI PLAZA"と紹介された、けやき広場には200本以上のケヤキが植えられています。しかも、床はウッドデッキで、二階にニョキとJRの駅まで続くプロムナードに植わっています(あそこをプロムナードと呼んでいいのか?)。ケヤキは氷川神社のご神木らしく、6m感覚で植わっているそうです。冬には青色発光ダイオード全開のイルミーネーションがきれいです。3階にはよく行ったイタリアンレストランが入っていて、屋上もあります。 このけやき広場は"Peter Walker William Johnson and Partner"社が1994年のコンペで勝って、設計を担当したそうです。確かにコンクリートの中にあれだけケヤキの木が生息しているのは不思議です。冬だけでなく、ライトが凝っています。木製のベンチには下からライトがあたっています。 調べていたら、このライトもいろいろ試行錯誤されたようです。ぼんぼり 光環境計画株式会社(昔は、『都市建築計画研究所』と言ったようです)が、計画したようです。証明の明るさも通行する人に合わせて調整しているそうです。昼間は人が歩けるだけの最低の明るさにし、夜は防犯性を高める明るさに設定しているようです。あと、ベンチによくコンセントがあったのですが、それもイベント時に役立てるように・・という配慮があったそうです。 このけやき広場には、『さいたまスーパーアリーナ』や"John Lennon Museum"も隣接しています。 夏には子ども向けのプールがあったり、フェスティバルも開かれていた気がします。あと、"SuiCa"の宣伝(ペンギンが出てくる初期の宣伝)も"さいたま新都心駅"で撮影されていましたね。余談ですが、私「スイスイカード」の略かと思っていたら、"Super Intelligent Card"だったんですよね・・確か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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