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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:思えば遠くに来たもんだ
朝はチチカカ湖からの日の出を見たく、5時起床。ホテルの最上階に行くと、真正面にチチカカ湖が見えました。まだ辺りは暗く、朝ごはんの準備をする従業員の音がするくらい。ペルーのホテルはどこも朝が早い。クスコではマチュピチュのために4時から朝食の準備ができています。待つこと1時間。まぶしい陽の光を浴びながら、今日のウロス島観光を楽しみに部屋に戻りました。
ウロス島の浮島 今日のガイドはウロス島の浮島出身のペペさん。浮島の学校に幼稚園・小学校と通い、中・高・大はプーノの学校に通ったそうです。このウロス島はトトラという葦が湖に浮かんでできた島です。水中の葦が腐れば、新しいトトラを積んで・・を繰り返して、島は浮き続けています。チチカカ湖内、好きなところに浮島を移動できるそうです。気になって聞いたら、ペルーには住民票みたいなモノは無いそうなのでその都度申請しなくても大丈夫そうです。 アイマラ語で「カミセラキ」("How are you?")「ワリキ」("I'm fine.")と会話しながらジャンプして島に降りました。けっこう安定感がありました。島民は裸足で歩き回っていました。島には電気があってビックリ。太陽ソーラーの装備されている島もあるそうです。島には歯医者さんが無いので、子どもたちにお菓子の代わりに果物を持っていきました。お礼に日本の童謡を歌ってくれました。 シユスタニ 不思議な浮島からプーノに戻って、空港に向かう間にシユスタニ遺跡へ。ここはインカ時代とプレインカの陵墓が混合して建っている遺跡です。しかも、インカ時代に、プレインカのお墓を囲むように作っているんです。 広大なお墓を散策・・といっても、標高4000mの地。途中で息が荒くなると、代々伝わる療法を伝授してくれました。1つは手のひらをゆっくりと指でこするやり方。友達の息も少し楽になったそう。もう1つはムニョというハーブの一種をかぐ方法。本当にスーッとして、息が楽になりました。インカの時代、このムニョを死体のお腹に詰めていたそうです。そのため、異臭は少しも無かったそう。お墓にある金銀を狙う泥棒もこのムニョの香りをかいでは死体を判断したそうです。 さて旅行もあと1日。フリアカの空港からリマに戻り、明日はナスカの地上絵です。 ※4/15~4/23のペルー旅行の日記です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.29 13:16:44
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