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(旧)信州伊那谷~笑顔あふれる家づくり

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2008.09.23
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すでにH邸の蓄熱暖房機『暖吉くん』の設置は完了しています・・・

まずはリビングに設置した『ME-7000』
幅1,600ミリ弱・重量約380Kgって言う巨大サイズ・・・
大きめにカウンターを設置したので、そんなに大きさが強調されてないって思うのは親の欲目でしょうかね・・・? 

窓ガラスにはキッチン方向の景色が映りこんでいますが、ペアガラスのために2重に写りこんで、なんだかピンボケみたいに見えますね・・・

この空間は、ハイサイドライトを採りたいが為の吹き抜けになっています・・・
全景をまだ御紹介してませんが、初めていらした方々に2階建て?って良く聴かれます・・・

今まで暗いリビングに暮らされていたので、とにかく明るくしたいって言う御希望を実現するための選択でした

吹き抜けといえばシーリングファンですが、これも飾りじゃなくて、サーキュレーション効果を狙ったもので、温かい空気が上部に溜まってしまうのを防いで快適な空間を実現する為の必要装備なんです

☆機能優先って言うのもECOの手法だと思うんです・・・
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もう1台は寝室に設置した『ME-5000』
幅1,100ミリ強・重量約270Kgと、先程のリビングに比べれば安心サイズです(汗)

あまり広さは取れませんでしたが、このカウンターは御主人のPCスペースとしても使って貰おうかなんて事も考えて、暖房機との離隔距離ぎりぎりで設置させて戴きました・・・
頭上に照明も付けさせて戴いたんですが、写真には写ってませんね・・・(泣)

窓は全て空気層12ミリのペアガラス+アルミx樹脂の複合サッシになっています・・・信州伊那谷は寒冷地ですから、当然といえば当然・・・わざわざ書く事でも無いですけどね(笑)

たまに、断熱効果が有って結露も減るからってペアガラスに変えたのに、結露が止まらないなんて話を聞くことがあるんですが、枠がアルミのままでは断熱効果も半減してしまいます・・・
どの程度の性能を求めるかによって、かかる費用も変わってきますので、窓周りのリフォームをお考えの方がいらっしゃいましたら、その辺りを御検討下さいね。

徐々に秋も深まりつつあります
つい先日までは暑くて熱くて・・・なんて言っていたのが嘘のようです
夏は上手に日差しを遮り、通風を確保するのがECOな暮らし方だって書いた覚えがありますが
冬は逆・・・日差しを取り込みながら熱を逃がさない事を考えなければなりませんよね・・・

限られたエネルギーで、効率よく暖房をするには、熱を逃がさないって事がとても重要になるのは誰が考えても理解できますよね・・・
空気も汚さず、柔らかな温かさで全体を包んでくれる蓄熱暖房機・・・光熱費もあまりかからないと良い事ずくめのようなんですが、悲しいかな貯められる熱量が限られるため、熱が逃げてしまう空間では、容量不足を起してしまう場合もありますので注意が必要です

はっきり言っちゃえば、高気密高断熱住宅とはとても相性が良いんです・・・
熱をを逃がさず、隙間風の少ない空間が出来る訳ですから
少ないエネルギーで家中が快適な空間になるって言うのはなんとなく理解できるんじゃないかと思うんですが、実際のところなかなか想像してもらえないのが現実です。その辺のことは書き始めると長くなりそうですので項を改めるとしましょう・・・

2台の暖房機具を、窓の下に設置したのには訳がある・・・と前回少しだけ書いたのを、覚えてくれている方はどのくらいいるんでしょう・・・

窓際ってどうしても熱が逃げやすいって言うのは御存知ですか?
壁や天井・床といった部分には、断熱材を入れたりして、熱を逃がさない工夫をするんですが、窓はそんな訳にはいきませんよね・・・
いくら高性能サッシやペアガラスだと言っても、他の部分と違って、主な材質はガラス以外に考えられませんよね・・・

温かい空気は容積が大きくなり上昇し、冷たい空気は重く下へ・・・って理科の時間に習いましたよね。
窓の近くでも、同じような現象が起きるんです・・・窓際に行くと足元がなんだか冷たいなんて経験をされた方も多いのではないでしょうか?
これはコールドドラフトといって、読んで字の如く『冷たい空気が下がってくる』って事で、昔から様々な対策が考えられてきました。

空気の供給を最小限にするために、カーテンボックスを設置したり、天井からカーテンを垂らすなんて事も、有効な手段の一つですね。
それともうひとつ考えられる手法が、窓下に暖房器具を置いちゃうって方法です・・・
病院や公共施設など、大きな空間がある場合には多く用いられる方法ですが、下がろうとする空気に暖房によって温められた空気を喧嘩させて室内空間を快適な状態に保ってくれる役目を果たします。
ラジエターのようなファンコイルユニットが窓際に並べられているのをご覧になった方も多いのではないでしょうか?

◆話題が秋を通り越して冬になっちゃいましたね・・・(汗)
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断熱だけの事を考えれば窓なんて無いほうが断然良いんです・・・でも昼間でも真っ暗なんて家は考えられませんよね

日本は南北に長く四季のある国です、家づくりも地域によって変るのは当然ですよね・・・
それは外国の家づくりを見ればはっきり判ります

私は南の国へは行ったことがありませんが、写真などで見る南の国は解放的で、国によっては窓なんてものは元から無いって場合もあるくらい・・・(笑)
それに対して北の国・・・
北に行けば行くほど窓は小さくなります・・・
私が行った事がある国では、本当に窓は小さくて、最低限の通風と採光のみ・・・
列車で国境を越え、標高が下がって来ると車窓から見える街並みや趣のある家の窓が徐々に大きくなってくるのを興味深く見た覚えがあります・・・

当然日本のように、掃き出し窓なんてものは最低限しか付いていません・・・
日本と違って、隣国と地続きで国境がある地域性も有るのかも知れませんが、緯度の高い地域では、太陽の恵みよりも断熱性や保温といった事を優先した事なのかもしれませんね・・・

長くなりました、最後までお読みいただきありがとうございました

なんだか書ききれない事ばかりですが、今日の日記に似たような事を、春先に書いたような気がします・・・(汗)

興味のある方はそちらをご覧下さい右矢印環境に優しい暮らし』シリーズ
どんな事を書いたのか自分でも忘れちゃいましたが、基本的な考え方は変っていないはずです・・・20回にわたるシリーズ物の長編です・・・(汗)

非公開のご意見・ご質問が有りましたら右矢印こちらから左矢印どうぞ

以前書いた『記事』をグリムスの『ピックアップコーナー』に取り上げていただきました・・・
何気に紺ちゃんと並んでいたりして、チョッピリ嬉しい私ですダイバーズ一家はどんぐりを拾って秋をエンジョイしているようです(笑)






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Last updated  2008.09.23 07:34:49



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