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高齢者と暮らす

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2009.02.11
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カテゴリ:まいほーむづくり
2003年の建築基準法の改正により24時間換気システムの規定が出来き換気設備設置が義務化されました。高気密高断熱の需要により換気能力の低下により引き起こされるアレルギー等のシックハウス症候群への対策により付加されたものです。

一時間で0.5回以上(部屋の半分の空気を入れ換え)の換気をしなさいとのことですが方法は3種類あります。
第一種換気 強制排気、強制吸気
第二種換気 自然排気、強制吸気
第三種換気 強制排気 自然吸気

強制吸気は外気を吸い込むと室温を一定に保つことが難しくなりますので一般的に熱交換タイプになります。

これは簡単に説明すると排気で吸気を暖めるまたは冷やすことで吸気温度と室温の差を小さくするためのものなのです。が、これがまた高いのです。第三種の自然吸気は土台部分から外壁と内壁の間を通って排気された分、室内は負圧となり空気が吸い込まれる構造になっています。←注射器で水を吸い込むのを考えてもらえれば・・・。

当然のことですが強制吸気を行う第一種や第二種は第三種に比べてとても高価になります。三種の強制吸気装置は単に換気扇などでも良いので安価になります。

ウチでは資金不足により第三種換気,さらにレンジフードを常時作動させる名目(実際には常に動かしてます)で特別なものは設置してませんでしたが検査(県が建築業者を)ではそれでも認められました。←考えようではザル法ですね。

またウチでは薪ストーブを使用しボイラーが室内にそしてトイレの換気などを考えると常に排気されている状態が起きています。そのことにより不思議な現象が起こります、何かと言うと薪ストーブから離れた二階の部屋で石油ストーブを使用すると換気エラーが出て使用することができません。5分ほど窓を開放したあとでも数分で同じ現象が発生します。

これは室内が負圧(大気圧よりも小)になっているためだと考えられます。つまりは空気濃度が薄いのです。また建築法による換気装置の設置が義務づけられた為に扉の下に数センチ(数値忘れました)の隙間を設けなければならないことになっています。自然吸気ですが設置場所により吸い込みの強いところと弱いところが存在し弱いところでは大きく負圧になるのではないかと考えられます。

現在では慣れましたが引っ越した頃は原因不明の頭痛に悩まされました。石油ストーブが正常燃焼しない唯一の部屋が私の寝室ですので。

シックハウス対策としての建築基準法での換気装置設置義務が逆に健康に影響を与えてるように思います。もしかすると昨日の王白姫さまの記事もこれが原因ではないでしょうか。

現在改善法を思案しておりますが、これから新築なさる方は検討すべき項目かもしれません。法に適合しているからと言ってそれが安全だと言い切れないことは過去の歴史が物語っております。





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Last updated  2009.02.11 13:34:38
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