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2007.04.22
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 今日は少し前の写真だがホソヒラタアブを紹介することにする。先日のアシブトハナアブよりずっと小さく、体長10mm前後。成虫越冬なので、冬でも暖かい日があると、空中静止と移動を繰り返しながら庭先を飛び回っている。この辺り(東京都世田谷区)では最も普通のヒラタアブである。

 アシブトハナアブと同じハナアブ科に属すが、アシブトハナアブの幼虫は汚水に育つ尾長蛆で、謂わば卑しい身分なのに対し、ヒラタアブ類の幼虫は枝から枝へ渡り歩いてアリマキを片っ端から退治する正義の味方、否、園芸家の味方である。


サンショの若葉に止まるホソヒラタアブ(雌)
サンショの若葉で日向ぼっこするホソヒラタアブ(雌)(2007/03/30)



 ハエやハナアブでは、両方の複眼の間が広いのが雌で、狭いのが雄である。ホソヒラタアブの写真は昨年の秋に撮ったも多少はあるのだが、何故か写っているのは全部雌で雄の写真がない。雄は交尾を済ませたら、早々に死んでしまうのかとも思ったが、そうではなく只の偶然らしい。

ブルーベリーの葉に止まるホソヒラタアブ(雌)
ブルーベリーの葉上で日向ぼっこするホソヒラタアブ(雌).

上とは別個体(2007/04/05)



 オスの写真が無いので、代わりに空中静止している雌の写真を出すことにした。昨年撮ったもので、庭の片隅に生えているセイタカアワダチソウを切って花瓶に入れ、ベランダのテーブルの上に置いておいたら、ホソヒラタアブがやって来たのである。

空中静止するホソヒラタアブ(雌)
空中静止するホソヒラタアブ(雌)(2006/10/31)



 今年は風の強い日が多い。突風的な吹き方をすることが多く、我が家では18号の大鉢に植えたカラタネオガタマが倒れ、鉢が割れてしまった。24,000円の損失!!

 今日もかなり強い風が吹いている。3日連続の強風である。ベランダで一服していても落ち着かない。全く厭になる。

 しかし、ヒラタアブやテントウムシはもっと困っているだろう。強風のせいで、彼らの餌になるアリマキがゴマンと付くはずのツルバラ(約20mに亘り垣根を覆っている)の新芽に、今年は殆どアリマキが居ない。アリマキ捕食者にとっては厳しい春の様である。







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最終更新日  2007.04.22 10:04:15
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