今日も、また、クビボソハムシの仲間を紹介する。キバラルリクビボソハムシ(黄腹瑠璃首細葉虫)である。先日のはキベリクビボソハムシ(黄縁首細葉虫)なので御間違えの無き様。
体長約6mm、鞘翅に隠れて見えない腹部以外は、藍色の光沢を放つ黒い小さな虫である。まァ、言ってみれば、肉眼的には余り面白味がない虫と言える。
キバラルリクビボソハムシ.お尻の先に何か見えるが
気にしない、気にしない(2007/06/02)
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何時もツユクサの葉上にお座りしていて、キベリクビボソハムシの様に付近に散歩に出かけたりはしない。余り飛ばない種類らしく、チョッカイを出しても10cm位移動するだけ。直ぐ近くにツユクサが無いと心配なのかも知れない。
ツユクサの上で「お座り」するキバラルリクビボソハムシ(2007/06/15)
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先日紹介したキベリクビボソハムシは、中々愛嬌のある顔をしていて可愛かった。しかし、この似たような名前のキバラルリクビボソハムシは、愛嬌には乏しい。どちらかと言えば、凶暴な顔つき。犬ならば、噛み付かれそうである。
真っ正面からみたキバラルリクビボソハムシ.顔つきは陰険、凶暴そう(2007/06/15)
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キバラルリクビボソハムシは、幼虫、成虫共にツユクサを食草とする。先日ツユクサを調べたら、その幼虫と思われる虫を見付けた。甲虫の幼虫としては余り見ない、一寸変わった形をしている。現在飼育中なので、その内紹介するかも知れない。